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コラム「離島で遠吠え」

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疑問や提案を離島から「遠吠え」でお届けします!
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2021年5月の記事一覧

寮母さん慰労会から考える地域振興

私が大学院時代に下宿していた寮には寮母さんがいた。その学生寮では、日々の食事を用意してく…

私が本当に買ってほしいのは?

noteを始めて半年くらいたった頃だったか、ある人に「からちゃんの記事、たまにはお金取ってみ…

感覚の均質化と3.5点

昨今ECサイトを代表に口コミ、もはやそれ以上に「この商品は平均~点の評価を獲得しています」…

現場主義の欺瞞を考える

「現場を知らないくせに何が分かる!?」 ーーー もしあなたが親なら、子育ての相談を子無し…

小さな幸せとはバターを買うこと

世の中には生活の質(クオリティオブライフ)、すなわちQOLを高めてくれそうなモノや考えが沢…

熱意は遠赤外線

熱意は伝えるだけでなく、伝わるものでもある *** 先日大学時代の友人と、彼の好きな言葉…

ほどよい孤独を愛して

「一人、離島で暮らしていて寂しくないんですか?」 寂しくない日がないといえば嘘になるが、質問者の心配ほどは寂しさを感じてはいない。私はこの理由を島と都会の孤独の違い、すなわち「絶対的孤独」と「相対的孤独」の差にあると考えている。 どうやら都会では他者によって孤独が可視化されるらしい。 テクノロジー万歳寂しさを直接家族や友人とどの程度会えるかという視点で議論するならば、無論、直接会えない人が多いのは確かだ。大阪生まれ大阪育ち私の場合、友人の多くが地元大阪か就職後に東京で暮

「動作を真似すること」と「ペースを真似すること」は似て非なる

最近ふと思ったのだが、真似するという言葉はなかなかに人間同士の意思疎通を難儀なものにして…

「島やのに魚が食えん」問題

「漁師がぐんと減った。この頃は島やのに魚が食えん」 先日、島のコミュニティセンターでの会…