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積羽船を沈む?小さなストレスに対処するコツ

 「積羽船を沈む」とは、小さなことも積み重なると大事になるという、たとえのことです。皆さん、日々の生活の中で、子どもが言うことをきかない、部屋が掃除してもすぐに汚れる、車で出勤中に渋滞に巻き込まれてイライラするなど様々なストレスを抱えながら生活をしています。
 そういった、日常に感じている小さなストレスが積み重なって、気付かないうちに大きなストレスにつながることもあります。
 そこで今回は、小さなストレスのうちに対処していくコツをご紹介します。


問題解決を試みる

直接問題に向き合い解決を目指す方法

例)
●家族と言い合いになった→仲直りする
●ミスをしてしまった→ノートに状況を書き出して、きっかけを整理

感情をコントロールする


誰かに話したり、好きなことをしたりして気持ちをコントロールする方法

例)
●自分の好きな音楽を聴く
●誰かに愚痴を言う
●コンビニスイーツを食べる

気晴らしをする

遊びや趣味などでリフレッシュする方法

例)
●スポーツに打ち込む
●自分の好きな本を読む
●ジョギング・散歩をしてみる
●車の中で大声で歌を歌う

生活リズムを整える

体の健康を保つ方法

例)
●食事をバランスよくとる
●睡眠時間をしっかり確保する
●お風呂上がりの軽いストレッチ

 毎日生活しているだけでもストレスは溜まっていくもので、溜まったストレスはその日のうちにできるだけ発散していきましょう。そのためにも毎日の生活の中でできる小さなストレス発散法をたくさん持っておくことをお勧めします。

 また、日々のストレスの中には、自分で「コントロールできること」と「コントロールできないこと」があります。コントロールが難しいことを何とかしようとすると、ストレスが溜まってしまいます。この点は、次回詳しくご説明しますのでお楽しみに!!


 ほっと岡山では、臨床心理士の野﨑詩織先生に相談員として来ていただいています。
 「悩みや困りごとはあるけど、病院に行って相談するのはちょっと…」「こんな悩みを相談してもいいのだろうか…」など、相談内容は何でも構いません。おひとりで悩まずに、お気軽にご相談ください。