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ボランティア/福祉

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ろうあ者との出会いから手話、要約筆記、点字そして盲ろう者ガイドヘルパーの経験談。 障がい児•者施設や高齢者施設勤務を通じて感じた事を綴っています。
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#介護

ボランティア活動豆知識

助け合い・支え合う社会を目指して 「ボランティア活動」等を通して知った事を紹介します、このサイトが最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。 ボランティアについて「ボランティア」の語源はラテン語の「ボランタール(自由意志)」、フランス語の「ボランテ(喜び、精神)」といわれています。 一般的な意味は「志願者、篤志者、奉仕者、自ら進んで社会事業などに参加する人」です。 - ボランティアの4原則とポイント - 1.自主性・自発性 他から強制されたり、義務としてではなく

これでいいのかのモヤモヤもあるけど人は人自分は自分!

リアルで出会った知人に自分の理念にあった新規事業の営業で各地へ告知に行かれているのを目にして羨ましさや嫉妬感があったりします。 これまで福祉・介護職をしていてやり甲斐と言うか感動を感じたのは発達障害の子供さん(兄)の同行援護を新たに始めたご家庭でお母様が「これで今まで寂しい思い弟とゆっくり話しが出来る」とご家族がとても嬉しいそうに話された時でした。 たった2時間程度の移動支援、入浴&食事のパート仕事でそこまで喜ばれる事に驚きもありました。 今の仕事は散々転職して巡りあっ

海の水は沸かせないが鍋なら沸かせる「ふくはぴ愛知」紹介!

人生50年と言いながら間もなく還暦を迎えようとしています。八日目の蝉では無いですが地上寿命が七日と言われる蝉がもし一匹だけ生き残った世界を想像しました。 そんな中でネットで出会ったふくはぴ愛知さんの説明交流会が公開されました。 社会人になり上京して不安な時に出会った障害を持った方の優しさが支えになり、それから知的障害の方と交流が人生の方向性を決めたように感じます。 介助者が居ないと生活が成り立たない要支援者と過不足で生活が安定しないヘルパー。そんな中で一筋の光となるマッ

障害を持った方と関わって感じたアレコレ

思った事を文章にしてXに3つ4つつなげて投稿しようと思ったけどnoteブログに変更しました。本文が出来たのは良いけどしっくりくるテーマが浮かばずに四苦八苦!(笑) 言葉は重要な意志伝達手段だけど「神は乗り越えられない試練は与えない」と言葉が好きだけど、それは大変な状況の方に言うべき事では無いと思う。 我が身でも辛すぎ時期はそんな事は微塵にも思えずに過ぎ去って落ち着いた時に自分自身に掛ける言葉 数十年前に出会ったCP(脳性麻痺)の方は無茶苦茶厳しい方だった。 人生最後の

入居者を食い物にする施設・介護グループ

前回の続きです。 (介護に関するかなりマニアックな話ですので、介護系に関わったことがない方は内容が一部ちょっと難しいかもです) そう、金融庁の立入り検査が入った損害保険会社系列の施設の話です。 ○んぽケア、いやいや、そ○ぽケアの話。 (明らかにおかしいことをしているので、ほぼ公表みたいになっちゃってます) 施設長から、施設長の知り合いの「N病院の精神科に受診させたい」という申し出があったことを書きました。 しかもなぜか ・家族は付き添わなくてよいと、事前に家族に伝えてい

人生の目的を失ったような無気力感、一休みして見つけたのは?!

X (旧twitter)で癌で短命の方や難病でベット生活の方、精神疾患でお風呂に入れない方の状況が伝わる投稿を見かけます。 自分はと言えば特定疾患は無いもの、何か目標を失い仕事でちょっと辛い事があったりしました。 記事もこれで良いのかと書いては消してで投稿が止まっています。その一旦はスピリチュアル業界で言われる「使命」や「生きがい」を感じていないからかも知れません。   以前知った「サルトルの教え」ではこの世界にある人工物は目的が合って創れるが人は生きて行く中で目標を見

重度障害者介護で思う事と1ケアワーカーの気持ち

中日新聞の朝刊(2022/10/18)に載っていた記事にあった 全身の筋肉が弱っていく難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)は常にヘルパーの支援が欠かせない。しかし重度障害者への障害福祉サービスは長時間対応出来ずに報酬単価が安いと言った全国的な課題がある。 その中で自身の「自薦ヘルパー」九人を雇用して、他の障害者らの医療ケアなどをサポートする ALS当事者であり訪問介護事業所を立ち上げた社長の記事が目に止まりました。 著作権の関係で記事は載せれないので文章と写真は削除しまし

短期に疑似の若年性認知症を経験して当事者に思うこと

私は仕事の過度のストレスから若年性認知症に似た症状を経験しました。若年認知症とは65歳未満で発症する認知症です。 病気の認知症と物忘れの違いは「忘れたこと」を覚えているか?です。具体的には家の鍵などを何処かに起き忘れる事は誰にもあります。 物忘れは「鍵を置き忘れた」記憶はありますが認知症は「鍵が無い事」自体を忘れます。 同僚や上司から言われた事自体の記憶が無くて、最初は相手の思い違いと考えましたが複数の方から言われた時はびっくりしました。 ついには会社で借りているマン

高齢者介護を初めて1年

2015年1月に介護職に就いて7年経ちます、介護職と言えば一般には高齢者介護が思いつきますが私は障害者介護(支援)5年、障害児支援1年が主たる経験です。高齢者施設は数件変わって通算して1年ちょっとが過ぎました。 気づけば70.80と利用者さんの声をよく聞くようなりました。そして普通に座って居ても認知症の方が分かるようになりました。 多分着ているものが周囲の方より明らかに若い、勿論好きで来ている方も居ますかそんな方は発する雰囲気も明るい。話しをすると少女時代や働き時代に戻っ

「指談」に興味を持って〜重度障害者との関わりについて

「指談活動」がしたくて、昔購入した書籍を引っ張りだしました。 「指談」を検索時に「批判」も見つかり「指談が本人が言いたい事を伝えているか疑問があり、伝わる精度が明確でない」課題がある事が分かりました。 見つかるどうか分かりませんが「指談活動」を行う前に自分自身を想いを見直し基盤を確立する事が先であると思いアクションは保留にしました。 言葉を話せない重度障害者と関わる最初に「ヘルパー自身がこの方法で良いかの常に自問自答して、本人の事を知っていると思い込んではいけない」と伝

一部上場会社の無資格okの介護職の求人です!

私が2020年11月〜2021年3月まで勤めた職場です。高齢者施設です、私が求めた障害者施設との不整合があって離れましたが高齢者に抵抗がなければスタッフはいい人ばかりです。 介護のお仕事に興味ある方、無資格の方でも大丈夫です。 説明を聞くだけでも歓迎! 東証一部上場セントケア・ホールディングのグループ会社です、安定性抜群&厚生面も大手のスケールメリットが生かされています。

50歳から福祉•障がい者介護職に転身した原点を思う

共に生きる事 私が考える共に生きるのに大切な事は、障害の有無等で差別はなく、個性に応じた援助が当たり前に提供できる環境が整っている事。 障害を持っていても出来る事は当事者が行い、心身的の状況により意志とは関係なく無理な事は、出来る者が上下の関係ではなく平等の立場で自然に行える社会(環境)に変革していく事が重要であると思います。 そのためには頭で理解するだけでなく、実際に交流と通じて相手を理解しいく事が必要不可欠かと考えています。 障害者に対する当たり前の援助環境として「本人

介護の仕事カムバック研修会に参加して

「離職介護福祉士等届出制度届出者限定配信!」福祉新聞で知った「介護の仕事カムバック研修会」に参加しました。 概要開催日時:令和2年11月20日(金)午前10時から午後4時10分 (午前中の講義のみ、午後の演習のみの受講も可能です。) 介護の職場へ再就職を希望する方対象に、介護の技術及び必要な知識の再習得を図りますの趣旨で高齢者施設に転職活動中でベストなタイミングで知りました。 参加して感じたことです。 開会介護職のことを「エッセンシャルワーク」とも言われていることを知り

行動援護参考動画&介護資料

行動援護 【行動援護とは?】 行動上著しい困難を有する知的障害や精神障害のある方が、行動する際に生じ得る危険を回避するために必要な援護、外出時における移動中の介護、排せつ、食事等の介護のほか、行動する際に必要な援助をそれぞれの利用者の障がいの特性を理解した専門のヘルパーがこれらのサービスを行い、知的障害や精神障害のある方の社会参加や地域生活を支える障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスです。 行動援護の資格取得をして更に深く学びたいと思ってテキストの監修をされた団体に