本立 万津利

初めまして。本立万津利です。 日々の生活や世界で感じたことなどなどをエッセイのような小…

本立 万津利

初めまして。本立万津利です。 日々の生活や世界で感じたことなどなどをエッセイのような小説のような手紙を書きます。 少しでもあなたの生きる世界が色づきますように。 お問い合わせ・ご相談受付ます☞ gen.r.2002.1026@gmail.com

マガジン

  • 心地よく生きる

    「心地よく生きるとは」を本立が考えたことをまとめていきます。 お悩み相談や日々思うことをつらつら・・・ あなたの背中をそっと押せたら幸いです。

  • 朝の色

    「朝の色」だけをまとめてみました。 さわやかな朝や憂鬱な朝色々な「朝」を感じてください。

  • 夕暮れの色

    「夕暮れの色」をまとめました。 仕事や学校からプライベートに変わるホッと一息ついた時の一コマ。 ぜひ覗いてみてください。

  • 昼の色

    「昼の色」をまとめます。 人がまばらに活動する時間だからこそ見える物語。

最近の記事

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春香る

血が繋がっているあなたは少し苦手であり、近づきたい人であり、私に色んな感情を教えてくれました 昔からあなたは私にあまり興味がないようで、それでも気にかけて、優しくしてれました 一緒に色々なところへ行きました 父に連れられあなたの所へ行くと、 たくさんお菓子を買ってもらって嬉しかったのを覚えてます しかし、あなたの長年連れ添った人がこの世からいなくなり、 あなたは一人とても寂しそうでした それでもあなたは一人慎ましく生活をしていました 私の両親が離婚をし、父に連れ

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    • 心地よく生きる #12

      逃げるということ。 休むということ。 生きていく中でどうしても嫌な人が出てくる。 そして心身ともに疲れ果ててヒットポイントが0に近くなると、四天王やゲームのラスボスみたいな自分の嫌な人たち、苦手な人たちと戦えなくなってくる。 会いたくないから行きたくない。 緊張や不安から体にも症状が出てくることもあると思う。 その時一つの手段として考えてみてほしい。 その人たちと渡り合うために「英気を養うための休養」を取ることが大事になることを。 嫌な人、苦手な人とは 自分がまだ対処

      • 心地よく生きる #11

        自愛との葛藤について 以前番組で、マツコ・デラックスが歌手のAdoと対談をしていた。 Adoの今のテーマは「自愛」だが彼女は「自分をどうしても好きになれない」という どうしたら自分を好きになれるのか? そんな問いかけをマツコ・デラックスにしていた。 そんな時、マツコが答えたのは 私も血反吐が出るくらい自分のことが嫌い。 今でもそう。 ただ、そんな自分が可愛く、愛おしく思えてくる 嫌いなままでもいいんじゃない? その嫌いという感情が歌に乗って、皆に届いているの

        • 心地よく生きる #10 

          「自分を愛する以上に相手を愛することはできない」 皆さんはこのような言葉を聞いたことがあるだろうか。 以前、心理学の講座でこの言葉を聞いてどうしてこういうことをぼそっと講師の先生が言ったのかが分かるようで分からなかった。 しかし、本当の意味は段々染みてくるように分かってきた。 自分を愛する以上に相手を愛することはできないとは 自分を信じられずに、自分に対して低い評価をしていることが影響している。 親に愛情に対して、「親だから子供を愛するのは当たり前」と思いつつも、

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        • 心地よく生きる
          12本
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        記事

          心地よく生きる #9

          嫌な人や環境への対応の仕方について思うこと。 嫌なら一時的に逃げるのもありだと思っている。 仕事、学校、家、サークルなど様々なコミュニティがあってそこだけがあなたの居場所じゃない。 本当に嫌なら国外逃亡してしまってもいい。 私が海外へ行きたかったのは、 海外への憧れももちろんあったけれど 大きいのは家族から離れて一人になりたかったからもあると思う。 家にいると色々考えてしまって苦しかったから。 ただ自分のことを知らない人達に囲まれる自由を求めて、知らないことや新し

          心地よく生きる #9

          心地よく生きる #8

          「心地よく生きるとは」を本立が考えたことをまとめていきます 先日久しぶりに「千と千尋の神隠し」を観た。 20年前に公開された当時はまだ小学生であったため、 普通に作品を物語として楽しんでいた。 特に神様の世界は生々しく恐ろしいものに映った。 その中でも負けずに懸命に生きる千尋が 今まで生きてきた世界と違う世界に来て、 どうして心が折れないのか不思議だった。 私自身も色んな経験をして改めて見たときに、 これはすごい人の本質を表している作品だと感じた。 子供の時に生々

          心地よく生きる #8

          心地よく生きる #7

          「心地よく生きるとは」を本立が考えたことをまとめていきます 多くの人が死を怖がるように、「生きること」を怖がっている。 「生きることは修行だ。だからいつまでも勉強しないといけないよ」と 母から昔そう教わった。 「人の迷惑になるから」や、「この先生きていても何もならないから」と 「生きるのがつらい」「早く死ねば楽になるかな」と  私自身一時期考えたこともある。 そして間近でそういうことを考えている人達も見てきた。 それでも価値がないなんて人は一人もいなくて、 みんな生

          心地よく生きる #7

          心地よく生きる #6 

          「心地よく生きるとは」を本立が考えたことをまとめていきます 相談を聞いているとループにはまって抜け出せなくなる人がいる。 私も以前はその一人だった。 相手が耳を貸さない状態ではこちらがいくら話しても、 受け入れる余裕がないことも観察していてよく分かってきた。 例えばあなたの周りにこんな人がいるとする。 自分ができていない、やりたいことが見つからない。 でも休んだら置いていかれるような感覚になる。 弱いのは自分のせいだ、できないのは自分の能力がないせいだ。 と自分

          心地よく生きる #6 

          心地よく生きる #5

          「心地よく生きるとは」を本立が考えたことをまとめていきます 悩んでいる人に対して、 最近やるのは話を否定も肯定もせずに 鏡になって相手の言葉を繰り返すように聞くこと。 「就活が上手くいかなくて・・・」 「就活が上手く行かないんだね。」 「仕事に行くといつも怒られてしまうんです。」 「そう。仕事に行くと怒られると思っているんだ。  それで、明日行きたくないの?」 みたいに繰り返していく。 また、今心理学を勉強しているが、 人に悩みを相談されたときに解決しようとしてはい

          心地よく生きる #5

          心地よく生きる #4

          「心地よく生きるとは」を本立が考えたことをまとめていきます よく「やりたいことが見つからない」と将来の自分が描けなくて 苦しい思いをしている人たちがいる。 今の世の中には 「やりたいことで稼ごう!」 「好きなように生きよう」と謳う NETの記事や自己啓発本などで溢れかえっている。 私も大学出たての社会人になるときに 「やりたいこと探し」に没頭した一人。 本を読んで何が自分のやりたいことか探して、 Youtubeを見て自己啓発に勤しんで… そうやっているうちにふとこう

          心地よく生きる #4

          心地よく生きる #3

          「心地よく生きるとは」を本立が考えたことをまとめていきます。 ここ最近まで連絡を取っていなかったご近所さんから、 年始にお誘いがあり、お邪魔してお茶をしていた時のこと。 その方達は70~80代位のご夫婦で、奥さんからこんな話があった。 「この前から中国の他国を取り込む動きが気になって、  中学生の孫に  『このままだと中国に侵略されてしまうかもしれないから、  あなた達みたいに若い人たちがしっかりしないとだめよ。』と言ったら、  孫が『どうしてしっかりしないといけな

          心地よく生きる #3

          心地よく生きる #2

          「心地よく生きるとは」を本立が考えたことをまとめていきます ある会社で役員をしているBさんが私に言った。 「最近部下との関わり方が分からなくて・・・。  すぐにやめてしまう新人も多いし、  やめるとなった人に限って実は『パワハラがあった!』と大騒ぎをする。  〇〇ハラスメントと言えるようになったのはいいのだけれども、  なんでもかんでも自分が気に入らないからと言って、そう言われてしまう  とこちらとしても普通の話や挨拶でさえ、  部下とできなくなってしまうよ。

          心地よく生きる #2

          心地よく生きる #1

          「心地よく生きるとは」を本立が考えたことをまとめていきます Aさんが私に言った 「あなたはなぜそんなにでき過ぎているのか・・・私は何もできないのに」と よく話を聞くと、「やりたいことがない」から悩んでいるとのこと 自分にはこれしかできない・・・ 何もない・・・ やりたいことがない・・・ 〇〇は成功して同じ歳でも、こんなに稼いでいる・・・ 多くの人が悩むことだし、私自身特に20代までは他の人と比べては劣等感にさいなまれた。 私はAさんに言った 「私はできてい

          心地よく生きる #1

          真夜中の色#1 石油ストーブとオリオン座

          石油ストーブの匂いが鼻を掠めると冬が来た合図になる。 そんな暖かな部屋とは対象に空では空気が澄んで星が瞬く。 古い星は黄色くなるって、昔お父さんと空を見上げてるときに教わったな... 地元の阿蘇ではあんなに密集していた星も、 ここ名古屋では数えるほどしか見えない。 そして、私の横に眠るのは一回り年上の彼。  星で例えたら、この人は私よりも黄色くなるのかな...  12コも離れてるから…かなり黄色いのか…? ―なんてこの人を星に例えて考えると少しおかしくなる。 そ

          真夜中の色#1 石油ストーブとオリオン座

          昼の色#1 電車にいたヒーロー

          ある日の休日14時。 JR 京浜東北線は人がまばらに座っている。 段々と朝晩が冷えるようになり、秋めいてくる。 埼玉から神奈川までを結び、都内を横切るこの電車では ビルが景色を作っていく。 今日は電車が好きな5歳の息子と東京駅まで行き、 電車をただひたすら見る会を男二人でしてきた帰り。 息子は新幹線とかではなくJRの在来線が好きなようで、 この前新しくなった電車を見る度にどこが変わったのか?と 電車の隅々までじーっと観察する。 違うところを見つけると、 「○○線で見た

          昼の色#1 電車にいたヒーロー

          朝の色#4 コーヒーと...

          11月のある月曜日朝7時50分。 気温がグッと下がり、朝は特に布団の暖かさから抜け出せなくなってくる。 その体を無理やり起こして、スーツに着替えて 僕はひんやりした空気の中に飛び込む。 頭が急激に冴えてくる。 実家なら母親が無理やり叩き起こしてくれるのだが、 社会人3年目の今では、寒い日は外の空気にさらすことで 無理やり体を起こす技を覚えた。 数分歩いて、体が温まったところで、電車に乗ると通勤ラッシュの密集した生暖かい空気がむわっと広がり、体が熱くなってくる。  

          朝の色#4 コーヒーと...