The Scriptは 私にとってスーパーヒーローそのものだ。
今日の一曲、に限らず、
私自身が曲を聴こうとするときに
「あー!今この曲聴きたいっ!」て思う曲は、すんなり浮かぶ時もあるんですが。
何曲も候補があって決められなかったり。
また、この曲!って思っていても、いざ聴くと 「うーん...やっぱり別の曲かなぁ」と迷ったり。
なんだかんだ言ってもその工程含めて楽しいから、毎日続いてるんだと思います。
「今日の一曲」を開始したのが先月 10/17。
始めてからもう1ヶ月なんですね。
毎日楽しみにしてくださる方もいらして、本当に嬉しい限り。
本当にありがとうございます。
今日は、初心?に帰ろうかなって思って。
私が一番苦しい時に、ずっと救われてきた
The Script|ザ・スクリプト から2曲、紹介します。
というのも、実はそのうちの一曲は、以前 記事でこっそり?と紹介してたんです。
ただ、その曲からイメージした創作があまりにも目に留まらなかった(苦笑)のもありますし、
正直、残念ながら 日本ではそこまでメジャーでないのが悔しいくらいのバンドなので
リアクションないのも仕方ないと思ってました。
でも、彼らのことをデビューの頃から大好きだからという贔屓目抜きにしても
この曲は 一人でも多くの人に知ってほしい。
そう思ったんです。
だから、再びという形でも紹介しようと思います。
ちなみに
The Scriptに関しては こちらの記事でも
紹介していますので、お時間あればぜひ。
The Script / Superheroes
Spotify
Apple Music
このSuperheroes という曲は、2014年に発売された 「No Sound Without Silence」というアルバムの ファーストシングルです。
(ちなみにSpotifyに写っているジャケットはアルバム通常盤、Apple Musicに写っているジャケットは、その後で、来日公演の前にリリースされた来日特別盤です。)
恥ずかしい創作をまた見せてしまうことにはなりますが
ここに、一応この曲の簡単な説明、和訳と世界観が書いてありますので、お読みいただけるとうれしいです(´-ω-)人
彼らの代表曲に Hall Of Fameという曲があります。
Hall Of Fameを紹介した記事はこちら
(一番最後に紹介してるので
多分ほとんどの人がスルーしてると思います。(笑))
Hall Of Fameは、スポーツの大会や番組のBGMなどで、使用されるように
「努力すれば高みを目指せる、
チャンピオンになれる」
というニュアンスなんですね。
ただ、こちらのSuperheroesが より私の心に刺さるのは
「どんな生活環境にあろうと
負けずに生きていこう」
という、
彼らなりの等身大のメッセージが込められているように思うからです。
コロナ禍に、なんとなく一人で泣いてしまうときにもこの曲には本当に救われました。
より臨場感あふれるライブ映像をどうぞ。
では次の曲に。
The Script/ We Cry
ダニエル(ダニー)・オドナヒュー、
マーク・シーハン、
グレン・パワーの3人から成るアイルランド出身の三人は、
2008年4月に「We Cry」でデビューし、同年10月22日には、1stアルバム『The Script』をリリースします。
このThe Scriptというファーストアルバムに出会ってなかったら。
We Cryに助けられなかったら。
想像できないくらい
当時の私は精神的にも、体調面でもぼろぼろでした。
昨日と今日、今日と明日が入れ替わっても
全く問題ないくらい毎日空虚な気持ちで
なんとか生きてはいられた、
そんな感覚です。
「(俺たちと)共に泣こう」
その言葉に、歌詞にどれほ救われたか。
Man you wanna see this kid he was so fuckin’unreal
あいつを見てくれよ、 とてもすごい奴だったんだ
When he gets that call
あいつが電話を受けたある日
He’s too far gone
あいつは遥か遠くに行ってしまった
To get it together to sing one song
一曲、一緒に歌おうと思ってるんだけどさ
They won’t hear tonight
今夜は聴ける気がしないや
Together we cry
俺達は一緒に泣くんだ
There's so much sad gonna flood the ocean
涙になった多くの悲しみが海を溢れさせる
We're all in tears for the world is broken
俺達は涙を流す 壊れてしまった世界のためにだよ
Togerther we cry
俺達は一緒に泣く
There comes a time when every bird has to fly
どんな鳥にも羽ばたく時がやってくるんだから
歌詞にはとても悲しい世界の歌詞が続きます。
そんな人たちと彼らは「一緒に泣いて」いる。
それは、彼らの出身も 決して裕福とは言えないし、ダブリンの貧民街のような場所で育ったことも影響しているでしょう。
☆
ただ、昔から日本でも「涙をふいて」とか「泣かないで」という歌詞が多いなかで
「一緒に泣くよ」というのは私には新鮮だった。
あふれるほどの感情、エモーショナルをロックに合わせたラップでポップスとしているところも魅力だった。
そんな彼らも今やアイルランドが誇るモンスターバンドなのです。
☆
ここまでお付き合いくださった方。
ありがとうございます。
私には彼らのように 誰かが悲しんでいても一緒に歌って泣くことはできないけれど。
共に泣きながら、そのひとのために書くことはできるかもしれない。そうなったら素敵だな、そう思いました。
読んでくださり。ありがとうございました。
☆
(ヘッダー画像は 2015年1月 ザ・スクリプト来日公演時に 撮影許可のもとスマホで撮ったものです)
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