朝のルーティン

昨日の夜のこと。

ベッドに入って目をつぶると、頭頂部が突然パッカーンと開いて、強烈なエネルギーが流れ込んできました。

どうやら立春が訪れた合図のようです。おかげで、今朝は細胞が生まれ変わったように、元気いっぱい。

さぁ、新しい一年も、毎日のルーティンから始めましょう。

1. 窓を開けて換気
2. 鳥かごの掃除
3. 部屋のホコリを落として掃除機をかける
4. トイレ掃除
5. 玄関まわりの掃き掃除
6. 水拭き全般
7. 花や植物の水やり
8. お香やアロマで浄化

365日、毎日欠かさず上記の手順で掃除をしています。長屋に越してきた1〜2年は、先人に敬意を表して、あえて掃除機を買わずに、濡れ新聞とほうきで行っていたのですが・・・

体力が持ちませんで（笑）あっさり、文明の利器に頼ることにしました。

20年以上も昔のこと。知り合いの方から

「毎日、溢れんばかりのよろこびと共に、バイオリンを弾いてらっしゃるのでしょうね」

と言われて、とても驚いたことがあります。

なぜかといえば、毎日バイオリンのケースを開けるだけでも、非常な努力を要していたからです。

音には嘘偽りがないので、そのひとの全てが現れます。

どんなに上手い言葉で自分を取り繕っても、音を出した瞬間、弱さや至らなさも含めた、自分の全てと向き合わなければなりません。

だからこそ、自意識というエゴが強い若い時分には、喜びよりもむしろ、苦痛に近い覚悟が必要だったのですね。

そうして弾き続けて40年。

朝のルーティンは、音楽と向き合うために、今のわたしが取り組む 「真剣な覚悟」 の顕れです。

場を整え、自分を整えることは、誰かの心に触れさせて頂くための、大事な下地作りのようにも感じるのです。

これからも、自分にできる最大限のものを提供するために努力を重ね、変わり続けていきたいと思います。

いつかどこかで、皆さんの心に、触れることができますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！