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愛の結界を張る

外側で問題が起こったとき、原因にフォーカスしていくのではなく、視野を広げて、自分自身の癒されていない側面を見出していくほうが、簡単に解決に導かれることはよくありますが

1階の住人の騒音に悩まされ、考え抜いた挙句、新月の遠隔ヒーリングで無償の愛を送ってみたところ、自分の中に取り残されたままになっている、10代の頃の記憶が蘇ってきました。

中学2年生の担任の先生は、わたしが音楽への道を歩むことに、不安を覚えていたようで、家庭訪問のとき、玄関先で母に向かって

「音楽学校など行かせずに、普通に進学して、短大でもいって、結婚して子供を持つのが、女の幸せなのではないか!」

と強い口調で詰め寄ったのですね。

自室にまで響く大きな声に驚いたYUKIちゃん、プッチーン!ですよ。(思えば、あの頃から修造が・・・)

普段は、わりに穏やかな性格だと思うのですが、幼い頃から「両親を守らねば」という妙な責任感を背負ってきたわたしにとって、母を侮辱されたかのようなその言葉は、まさに地雷でした(笑)

学年の先生方が、全員一致で生徒会長に推薦するほど、模範的な良い子ちゃんだったわたしは、その日から態度が激変。

先生方を束ねる立場にあった、裏の校長先生のようなT先生は、前々から音楽の道をとても応援してくださっていて、学校の行事は、わたしのコンクールや本番に合わせて調整してくださっていたほどなので、事情を知ると理解を示してくださり、担任の先生はこっっぴどく叱られたそうです。

でも治まらないのが、YUKIちゃんです。

だって、プンプン丸の14歳だから!!

あのときのわたしの冷ややかな態度、ほんとうに最低だったと思います。改めて、大変申し訳ありませんでした、A先生。

それに比べたら、1階の学生さんとご学友の、明け方までのドンチャン騒ぎ、大音量のYouTube鑑賞。度重なる注意を無視し、大家さんにも隣のおばあちゃんにも煙たがられてはいるけれど

可愛いもんじゃないですか!!

何ヶ月も続くと、さすがに寝不足とストレスで膀胱炎になって、引越し先を探そうと物件を見に行ったりもしたけれど、でもね

可愛いもんじゃないですか!!

ところがですね、9月7日の新月の遠隔ヒーリング翌日から今に至るまで、一度も帰ってこないんですよね。

夜逃げしたかのように、お部屋は真っ暗闇。

愛を、送りましたよ。うん、それは間違いない。ということは、これはひとまずの解決なのでしょうか。

どうか、元気で、いてください。

さて、前置きが長くなりましたが、昨晩の満月の遠隔ヒーリングにご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!

まん丸のお月さまは、見ているだけで満たされるような、美しくやさしい波動ですね。

皆さまには、個別のチャクラ調整となる音のマントラをお送りしましたが、一斉遠隔ヒーリングのときに、自分用に用意したマントラはコチラ。

中秋の名月の周波数〔1 5 6 2 8 3 7 4 8 4 2 1 5 6 7 3〕

遠隔ヒーリングで皆さまにお送りした、エネルギーについての解説をシェアさせてください。

音のマントラと遠隔ヒーリングvol.3にご参加頂いた皆さま

昨晩の一斉遠隔ヒーリングのテーマは、ハートチャクラを全開にし「愛の結界を張る」でした。

愛と繋がるためには、不要な思考を捨て、ハートで捉えていくことがなにより重要です。

そして、そのために必要なのは「他者との境界線を引くこと」

境界線を明確に引き、強化することで、魂の本質であるご自身の愛を
内側で100%放出し、絶対的な安心感の中で満たされ、喜びを見出す
エネルギーとなります。

ご自身のエネルギーの境界線が曖昧な方というのは、本質的には、とてもお優しい方なのだと思います。

ですが、曖昧な境界線は、内外からの侵入を容易に許し、愛の本質と繋がることを、困難にさせます。

「白黒をつけよう」「こうせねばならぬ」というジャッジが次第に強くなり、ご自身の心と体を傷つけるか、他者から傷つけられるかの差こそあれ、日常の中で息苦しさを感じる出来事が、繰り返し起こってくるのではないでしょうか。

外側をコントロールすることは不可能ですが、ご自身の癒されていない側面を見出し、エネルギーをご機嫌にすることは可能です。

逆に言えば、責任を持つべきものは、境界線の内側である、ご自身のエネルギーだけ。

他者との境界線を越えない、越えさせないからこそ、安心して愛の波動に包まれ、委ねることが可能になります。

内側と外側を区別する結界、それは何も、難しいことではありません。

わたしたち日本人は、お食事を戴く前に、お料理と自分との間にお箸を揃えて、横に置く文化があります。

料理研究家の土井善晴先生の言葉をお借りすれば

「お天道さまから生まれた恵みと、人間とのあいだに境を引くこと」

自分と自然とを、お箸という境界線で区別し、心を込めて手を合わせ「いただきます」の言葉を合図に、結界を解いて食事をはじめるように

ご自身と他者との間に境界線を引くという行為は、日本人の日常の中にある、ごくありふれた光景です。

玄関で靴を脱ぎ、内と外とを区切ることも、お風呂に入り、身を清めることも、当たり前のことなど存在しないからこそ、手を合わせて「ありがとう」と感謝を伝える習慣も、すべてが繋がっています。

日本人が無意識に行っている行動の意味を、意識の片隅に置くだけで、境界線が明確になり、全ての存在に対する畏敬の念、慈しみの心が芽生え、無償の愛が増幅していくように思うのです。

暮らしの基本の中には、大切な精神が伝承されていて、わたしたちのDNAには有り余るほどの宝物が、内包されています。

ですから、大丈夫。

これからも、ご自身と他者を守る境界線を引き、愛に包まれて参りましょう。

そうして溢れ出た愛は、自然な流れにまかせ、決壊させれば良いのです。

今回、参加してくださった皆さまへ。心からの感謝と、溢れる愛を込めて。

次回は10月20日(水)開催です。お申し込み期間は10月6日〜を予定しております。おひとり5時間以上かけて作業しておりますので、10名さまが限界となっております。徐々に演奏のお仕事も復活してきたため、この条件でお引き受けできるのは、あと2回ぐらいかなと思います。

ちなみに2度目以降のご参加は、抱えているお悩みについての、ご質問も可能です。個人的には2度目以降のリーディングは、より深い領域となるため、オススメです。もしピン!ときた方は、遠慮なくどうぞ♫

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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