✔️ 𝑲𝑰𝑹𝑨𝑹𝑨

東京の星は燃え尽きない。

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小説を書く人に100の質問

50問の質問答えさせてもらって、 100問のものもあったと知りまして 勝手に今更参加させて頂きました! 面白味のある回答できなくて 本当に申し訳ないけどよろしければ お付き合いください🚬 Q.1 筆名(ペンネーム)を教えてください。 永黎 星雫々 ( ながくら きらら ) Q.2 筆名の由来は? 永く黎い世界にも星の雫が降り注ぐ Q.3 主にどんな小説を書いていますか?(長編・短編・掌編など) 最近は短編がやっとです Q.4 主にどんなジャンルの作品を書いていますか?

    • 小説を書く人が答える小説に関係なさそうでありそうな50の質問

      蜂賀三月さんが配布してくださった 50の質問、私も答えさせて頂きます! 面白い回答はできませんが宜しければ🐝 【小説を書く人が答える小説に関係なさそうでありそうな50の質問】 Q.1 一番好きな飲み物を教えてください。 炭酸水、メロンソーダ、クリームソーダ ( 一番が決められなかったので ) Q.2 一番好きな食べ物を教えてください。 唐揚げ、タルト、お寿司、etc、、 Q.3 苦手な食べ物を教えてください。 パクチー Q.4 なにか集めているものはありますか?

      • 清廉缺落5:ケツラク

        第四楽章未読の方はこちらから↓ ラストエピソード 第5楽章 ケツラク ケツラク 例えば明日、雨が降るとして、その降水確率をスマホで流し見する姿が悔しいほどに淡麗だから、僕は明日君の前から姿を消すのだと決めた。燻らせた煙草は誰かが棄て、踏み躙り、どこかの野良猫の気道を塞ぐ陰湿な凶器へと変わる。誰かの笑い声で誰かが苛立つ。誰かのことだと語るのは逃げだが、俺はやはり決裂の端でしか生きることが出来ない。  A棟は建設されて年数の経過していない広告塔だ。そういった、パンフレット

        • 清廉缺落4:白夜を裂く

          第三楽章未読の方はこちらから↓ 第四楽章:白夜を裂く 改札を通り、演説が行われている大型看板の前を通り抜ける。相も変わらずこの景色は、いつ見たって煌めき、雑多、少しばかりの寂寞を孕み、そして果敢なく強く美しいこの世界こそが白夜だ。世界中、どんな絶景スポットが点在していようと僕は、この視界に映し出された歓楽だけがどうしようもないほど狂った愛のアジトだと思う。裂けど裂けど無意味に再生する、屈強な陥落地。  所々に欠けのある地面に広がるコンクリートのパズルを、誰ひとりとして完

        小説を書く人に100の質問

          清廉缺落3:迷夢

          第二楽章未読の方はこちらから↓ 第三楽章:迷夢 B棟3階研究室、西日が照らす昼下がり、脳裏に浮かぶ虚像。その場しのぎの西日が熱帯魚の行く末を照らした。屋台の金魚すくいなんかで連れ帰る廉価な小魚類なんかと違い、これらの熱帯魚に至っては教授が手塩にかけた傑作であることは無知な僕にも分かる。愛でる対象、ペットの如き扱いだとかそういったものではなく、ただ単に彼らには価値があるのだ。  傷一つ見られない血統書付きの猫のように丁寧に育てあげれば、彼らの売買だけで生活がやりくり出来る

          清廉缺落2:悪しき卯月

          清廉缺落1を未読の方はこちらから↓ 《第一楽章》エンドロール 《第二楽章》悪しき卯月 ロック画面を上へとスワイプすれば暗証番号を求められるので、同数4桁を連打で解錠する。顔認証機能は当たり前ではあるが顔の情報を登録しなければならないという手軽と掛け離れた現状がどうも受け入れられず、未だ活用出来ずにいる。コンビニエンスは、時に先進と乖離する。  時限爆弾ほどの緊張感も味わえぬ解除要請もそこそこに、ゼロ四つの数字を打ち込むと初期設定のホーム画面が表示された。  ホーム画面

          清廉缺落2:悪しき卯月

          清廉缺落1:エンドロール

          - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 《第一楽章》エンドロール  ――まもなく渋谷へと到着する。 鴉の羽根が線路を煽るべく落ちるのは、未だこの世に依然とした愛が忽然と消化されることなく灯っているからだ。消火できない半端な微熱を飼い慣らしながら、誑かす刹那を抱いて、明日という悠悠自適へと押し黙らせる術を模索しては、正当化という、マシカクの愛情をぶつけながら生命を昇華させた気になって、僕は今日も陳腐に

          清廉缺落1:エンドロール

          道化師

          西野 夏葉さんが企画して下さった アドベントカレンダー2022、 Day5を担当させて頂きます。 星雫々( きらら )と申します🥂 錚々たる筆者の方々のなかで ここに一作を置かせて頂けること、 本当に光栄に思います。 沢山の作品の中のピースになれれば嬉しいです。 お時間頂きありがとうございます🚬 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 12月24日、新宿駅、23時。 ヒトの形をしたパーツの断片が通り過ぎてゆく。ここの夜は、私という個が独り歩きできる場所になる。