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【勉強会報告】株式会社コラボスタイル様と勉強会を実施しました

こんにちは、採用担当の高田です。

今回は少し前になりますが名古屋で行われた、
コラボスタイルさんとの勉強会の報告をしたいと思います。

弊社からは
中村さん(エンジニアチーム)
佐藤さん(プロジェクト推進チーム)
小竹さん(オペレーションチーム)
の3名が参加しました。

参加した中村さんと佐藤さんへのインタビューを通して、勉強会の雰囲気や、そこで何を学んだのかなど、お伝えしていきたいと思います。

● 経緯
コラボスタイルさんのユーザーイベントに小竹さんが登壇した際に、
小竹さんから「名古屋に出向く機会はあまりないので、よかったら勉強会一緒にしませんか」
という軽いノリで、勉強会企画が発足しました。
星野リゾート側の提案を受けてくださり、本当にありがとうございます!
● 勉強会の主旨
どちらの会社もアジャイル開発が基盤なので、
「アジャイル開発の現場」をテーマに発表しました。
既にコラボスタイルさんが勉強会について素敵な記事を書いてくださっていますので、こちらもご覧いただければと思います↓↓↓


■ 勉強会スタート!

--- お二人はどのようなことを話しましたか?

中村: 私は所属しているバックオフィスチームについてです。バックオフィスチームはプロダクトオーナー(以下、「PO」)が4人(人事、財務、総務、etc 所属)もいる特殊なチームで、ここでいかにスクラムをまわしているか、を発表しました。

バックオフィスチームの体制は特殊

佐藤:私はPOとして関わっている、ホテルシステムのプロジェクトについて話しました。

発表時に、「ジョインした当時は、システムの開発経験は全くなかった」ことを話したところ、コラボスタイルさんから驚きの反応があったのを覚えています。

情報システムグループでは、
「プロダクトのドメイン知識を持った現場出身者と一緒にシステムを作っていきたい。そういう経験を持ったメンバーと作りあげることで、出せる価値がある」
という思想が強くあり、自分もその考えのもと、いち早く価値が出せるよう頑張っていることを伝えました。

■ 他社から見る「私達のふりかえり」

--- どういった話題が盛り上がりましたか?

佐藤:ふりかえりの方法については、盛り上がりましたね。

難しいですし、とても奥が深い。それでいて、うまくいったときはものすごい財産になる。参加したメンバー全員がそう思っていたからこそ、具体的な質問が多かったですね。

ふりかえりで使っているツールの話になって、
「星野リゾートは Miro でふりかえっています」って伝えたら
あちらのエンジニアの方が「明日からMiro使おう!」ってなったりw

中村:ふりかえりのディスカッションの中で僕が覚えているのは
「ふりかえりの際の言葉遣い、大切にされているんですね」
と言われたことですね。

これは私達がちょうど意識しはじめたところで、「ネガティブな表現をポジティブに」というのを実践しています。

KPTなどでふりかえった時、出来たことより「出来なかったこと」がたくさん出てくることってありますよね。反省としては良いかもしれませんが、羅列された問題点を前にテンションがあがらない・楽しくない、それを引きずってふりかえりの場がお通夜気味になるのは誰しも通る道だと思います。

そこで私達は意識的に「出来なかったこと → もっとよくできたこと」と捉え直して、ポジティブに発想することを大切にしています。

ふりかえりの話をする中村さん

■ 他の会社の開発スタイルは興味深い

--- 他に印象に残ったことはありますか?

中村:コラボスタイルさんの開発の様子を聞けたことはとても刺激になりました。会社独自の工夫があったり、メンバーのカラーが出たりと、同じアジャイル思想で開発していても結構違うんだなと。

色々な工夫の中でも、「リード制」を導入しているのが面白かったです。「リード制」を簡単に説明すると

「メンバー各人が専門領域のリーダーになって引っ張りましょう。ただその原動力はスキルではなく、やる気!
(コラボスタイルさんのリード制について詳しくはこちら↓↓↓)

どうしても「専門領域のリーダー = その領域の優秀な人」と思ってしまいがちですが、このリード制が最も大切にしているのは「自分がひっぱるんだ」という意思!
なので、スキル的に一番でなくても良いんだというのは、目からウロコでしたね。 

■ チームとして大切にしたい価値観が垣間見える

佐藤:純粋にコラボスタイルさんが素敵だな、と思いました。

勉強会でご一緒した皆さんはもちろんのこと、オフィスでご挨拶したどの方も、とても気さくで、ポジティブで。お話していて温かい気持ちになりました。

コラボスタイルさんという会社全体が、そうした素敵な雰囲気に包まれている印象で、我々に対してだけでなく、社内のメンバー同士でお話されているときも常にそうしたご様子だったので、あの空気感はどうやって醸成されてきたものなのかなと興味津々でした。

勉強会の中では「心理的安全」を意識しているという話にもなりました。その中で、先方のチームマネジャーの方がおっしゃっていた言葉がいまでも心に残っています。

チームの中で大切にしていること、それは、まずは人としてちゃんとしよう、ということ。

日々の挨拶にはじまり、時間への意識、互いへの配慮、などなど。当たり前のことかもしれないけれど、あえてそこを言語化して、みんなの共通認識として持とう!と掲げること、それが本当にスゴイ!というか、尊かったですね。

その共通認識から育まれる自律性が、チーム内の信頼関係につながり、自然と「心理的安全」な場を生み出していて、会社の雰囲気そのものにもつながっている、そんな風に感じました。

星野リゾートも「フラットな組織文化」という価値観を大切にしています。誰でも、いつでも、年齢やポジションに関係なく、会社のビジョンに向かって、建設的な発言と議論を行う自由がある、そうした組織文化にこだわっていますが、そこでの大切な要素も「自律」です。野放図な自由ではなく、あくまで自律と責任のもとにある自由・・・

そんなことを考えていると、業種は違えども、互いの会社が大切にしている根底の価値観が似ているな、と思いました。

コラボスタイルさんの開放感のあるオフィス

■ 勉強会からの今後

--- 今回の勉強会を経て、チャレンジしたいことはありますか
中村:さきほど言ったリード制にのっとって、「今のチームでインフラ分野を引っ張るぞ」というのを強く思いました。

勉強会前は、私自身の軸足はサーバーサイドだったこともあり、「インフラはまかせろ」と踏み込むことにためらっていました。でも本当に大切なのは ひっぱるという意思!

勉強会でガッツあるマインドを学ばさせてもらいました。

佐藤:いろいろと勉強中の私ですが、コラボスタイルの皆さんとの交流を通じ、古今東西、チームで仕事をしていくときに大切にしたいポイントや根底に流れるマインドって、同じだなと感じました。

やっぱり何事も土台はコミュニケーションだよねと。

組織としての価値観、目標の目線をあわせておくこと、そのうえで、各自が自律性を意識しつつ、互いへの尊重を大事にしながら進んでいく、そんなチーム作りをしていきたいな、と改めて思いました。

コラボスタイルの皆さん、本当にありがとうございました♪


コラボスタイルさんとの勉強会報告、いかがだったでしょうか。

今後も情報システムグループは内外問わず勉強会をしていきますので、その都度報告していけたらと思います。

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