Google, 在宅勤務社員の給与大幅カット!?
グーグル社は、在宅勤務を続ける従業員の給与を最大25%カットする可能性があると発表しました。
日本でも大きく報道され、在宅勤務をしていてはヤバいんじゃ•••😨と思った人もいるかと思います。
しかし、これは大きな間違いであり、報道の仕方が非常に良くありません。
1次情報がGoogleのプレスリリースだとすると、2次情報が米国メディアで、日本で報道されるニュースは更に加工された3次情報です。
私はこのニュースを見た時、「在宅勤務が前提となる働き方」が定着してきた!と捉えました。
まず、米国と日本は大きく違います。
米国では、Googleの本社があるシリコンバレーの平均家賃はワンルームで20万円以上です。
しかし、同じ米国のテキサス州のワンルームの平均家賃は6万円程度となります。テキサス州はこれでも米国第三の巨大経済圏内です。
日本と違って米国は広大であり、住む州によって家賃が天と地ほど異なります。
また、シリコンバレーで並の生活をするには年収1000万円でも足りません。年収2000万円は最低でも必要です。
しかし、テキサス州では年収500万で並の生活が問題なく送れます。
これは、物価や教育費が大きく関係してきます。
このように、住む場所によって非常に格差が大きいのが米国です。
今回の25%カットですが、これはあくまで最大25%カットであり、シリコンバレーから田舎のモンタナ州で在宅勤務をする人等が当てはまるのでしょう。
日常生活にお金がかからない州で暮らす以上、給与のカットは合理的です。
日本では、在宅勤務は恵まれているから給与カットじゃ••••😨といった誤った情報が飛び交ってしまいました。
私は今回のニュースに関して、非常に残念と思っています。
皆さん、報道には気をつけましょう。
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