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日生李日和
2022年7月26日 16:12
私はなんとなく生きてきた普通で普遍で凡人彼の鼻筋を人差し指でなぞったその朝までは春が来て、空が梅雨に覆われて夏を迎えるように夏を舞台に歌われるあの歌のサビが繰り返されるようにわたしにはいつだって恋人がいた人を変え、場所を変え、歳を変えてもなお恋人はいたなんでもいいよと言う私返答は人それぞれだった怒る人 同調する人 提案する人結局何でも良い私は体を許して体を
2022年8月24日 01:56
今日もいつもの様に部屋で冷房をかけて薄っぺらいタオルケットに包まりながら携帯を右手に勝手に流れ出す(友達)の物語を一つ余す事なく見ていた。あいつは旅行に行っていてあいつは友達と飲んでいるあの子は彼氏ができていてあの人は仕事で出張してるあれこの人は誰だったか思い出せないこんな事も気にしてられないくらいに目の前の画面はすぐ次へと移り変わる愛は溶けて恋は薄まる言葉遊びの様