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素直に人を認める事ができる素敵さ


私の住んでいる家の前には公園がある。そこには遊具なんてものは無くベンチが設置されているのみではあるけれど、それでも平日の午前中には幼稚園児であろう子供たちと先生が遊ぶ声や、夕方には小学生が走り回る姿も見られる。

引っ越しの際に「もしかしてガラの悪い人達のたまり場になっていたりしないか」と不安ではあったものの、田舎育ちの私には自然が目に入るのはとても嬉しい。

少し前は夏休みと言う事もあって夜には花火をする人が多かった部分は有るものの、「夏だから羽目を外したいよね」と温かく見守っていた。


今日の天気は雨模様ではあったのだけど、午前中はまだ空がもっていた。

そんな中公園に現れたのは、小学生高学年か中学1年くらいの男の子二人。二人はソフトテニスを始めてラリーをとても楽しそうにやっていた。窓を開けた部屋にはその笑い声が響いていて、聴いてて微笑ましくてたまらなかった。自然と笑顔がこぼれているなんていつぶりだろうか。

「かわいいな」って気持ちがあったものの、それ以上にお互いが本当に楽しそうだったことと、「すごいなお前」「ありがとう」ととにかく相手に対して素直に肯定する言葉をたくさん述べていたことが私の心を大きく揺さぶった。

大人になるといつの間にか人を褒める人が少なくなる。他人を否定して、罵倒して…そんな言葉が蔓延しているように思う。

だから本当に嬉しくなった。このまま大人になって欲しいと強く願った。ずっとずっと、大人になっても友達でいてくれと心から願った。


喜びの輪というものは確かに存在する。

私に嬉しい気持ちをくれたあの子たちに心からの感謝♪


そうそう。昨日の夜はラップバトルしてる人がいたなw

みんなにとって公園は本当に憩いの場なんだな。


星神侑兎

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