「病院、我慢します」
久々にテレビを付けて、テレビ欄を確認していた時パッと目に止まった『クローズアップ現代+』“メディカル・プア”の文字。
ドキュメト番組が元から好きで、この番組も昔から好きだったりするのだが今回はより引き寄せられた話題でした。
お金がないと税金を払うのにも苦労し、加えて持病を持っている人や病気にかかっている人の医療費の出費は本当に悩みの種でしかない。
「国保を払ってるから、その分自己負担が3割で医療を受けられる」って言うけれど、貧困の人にとっては「国保を払ってるのに、治療費も払う」という、治療すらもが負担になっているのだ。
前にネカフェ難民の女の子が「保険証を持っていない」と言っていた。「国保を払うお金がないから」だと言っていた。
私もお金がない。でも「国保を払っている」。インタビューに答えていた女の子と同じではっきり言って国保に出すお金を止めて生活費に回したいという思いだってある。
でも「もしも」があったらそれは恐怖でしかない。
その反面、医者には行っていない。医療費の負担は本当に死活問題だから。ぎりぎりまでいけない。。
持病の喘息の薬は1ヶ月分約5000円。
無職で人と話す機会がなく安静にしている今は飲まなくても大丈夫だったりするけど、丸一日動いたり、人と長時間話していると喘息が悪さする。そうしたら薬を再開せざるを得ない。
少し前に頑張って働き始めた時、やっぱり喘息が顔を出して薬を飲むことになった。
「やっぱり治ったわけではないんだなぁ」と思った。。私はこの子と一生付き合って、一生医療費を払い続けて、毎月5000円以上の出費を固定して払うのかとか思うと、喘息の原因となった喫煙者たちの顔が思い浮かんで腹の中が熱くなる。
でも、医者に行っていない期間を考えると国保を毎月払っているのがモヤモヤしてたまらない。
他国では医療費全額無料の国がある。それは「生きる上で必要なことだから」。なんて素敵な考えなんだろうと思った。
他国では商品によって課税の有無がある。日常生きる上で必要な最低限のものには税金がかからず、娯楽品にはかかるといもの。なんて素敵な考えなんだろうと思った。
だって今の日本では貧困の格差が埋められないから。救済をしてくれたとしても、根本的な解決にならない政策ばかり。結局は見て見ぬ振りが蔓延してる。
海外みたいに手を差し伸べるべきところをちゃんと見つめて欲しい。
番組内で年配の女性の方が出ていた。配偶者の方の医療で自分の薬のお金が払えなくて悩んでいた。
私と同じで医療費が払えなくて医者に行けない人もいた。
世の中には「仕事が忙しくて医者に行けない人」「お金がなくて医者に行けない人」いろんな人がいる。
なんでこんなに生きづらいのだろう。
みんなが幸せに笑顔で生きていくことは無理なのだろうか。
幸せになりたい…
HSP気質な私に少しだけ救いの手を…。サーポートにより私に生きてる意味を頂けましたら幸いです。