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神様奇譚 第1章「選ばれた男」

〈あらすじ〉
目が覚めると、主人公の「僕」は三途の川に浮かぶ小舟の中にいた。対岸に着くなり、案内人から「あなたは抽選で”神様”に選ばれた」と告げられる。戸惑う僕は、生前の記憶が失われていることに気づく。聞けば、記憶喪失は神様になる者の宿命らしい——。
新米の神様として奮闘する僕は、死後の世界で個性豊かな仲間たちと出会う。自身の死因を探ろうと、彼らとともに策を練るが……。
現代社会を風刺したあの世での出来事に思わずクスリと笑ってしまうファンタジー喜劇。

※本作には作中に自殺に関する表現があります。ご注意ください。

第1章「選ばれた男」

 いい人生だった。
 穏やかに揺れる小舟の中で再び目を覚ました時、真っ先にそう思った。手には六文銭を握っている。そうだ、僕は死んだのだ。
 舟に船頭はいなかった。ひとりでに進む舟の上で体を起こすと、行先に陸地が見えた。首を捻って後ろを振り返る。濃い霧が、現世を覆っていた。生前のことを思い出そうとしてみる。いや、だめだ。あの霧が、頭の中にも入り込んで来ているようだった。

 どのくらい舟に揺られていたのだろうか。ここではどうも時間の感覚がわからない。あるいは、時間という概念から解放されたのだろうか。舟はゆっくりと進み、やがて音もなく着岸した。僕は立ち上がった。手の中の六文銭をそっと舟の中に置く。僕は深く息を吐き、恐る恐る上陸した。柔らかな下草が、僕の記念すべき一歩目を迎えてくれた。

 その時だった。 

 
 カラン、カラン、カラン

「神様に選ばれました!」
 商店街のガラポンに当たった時のような鐘が大音量で鳴らされ、数人の人影がどこからともなく飛び出してきた。

 厳粛で、神聖な気持ちが、途端にガラガラと崩れた。これは一体、何なんだ。驚いて後ろに飛び退いた拍子に、今まで乗っていた舟に腰のあたりがぶつかる。舟はその衝撃で岸を離れ、再び霧の向こうへと静かに戻っていった。先ほどはいなかった船頭のシルエットが、霧の中に見えた気がした。僕は目を凝らしたが、よく見ようとするたびに霧が濃くなり、ついには舟さえも見えなくなった。

 誰かに、乱暴に肩を掴まれ、振り向かされた。派手な紅白の法被を着た三人が、僕の視界に飛び込んできた。法被の三人組は僕の周りを取り囲んでいる。三人の中心にいた鉢巻をした中年の男性が満面の笑みで言った。
「おめでとうございます! 厳正なる抽選の結果、あなたは神様として祀られることになりました」
「え?」
「大当たりは数百万人に一人、いや数千万……、いいや数億人に一人とも言われています。良かったですね!」
「はあ」
「さ、こちらであなた様の神社の社殿が見られますので、ご覧になってみてください。もしお気に召さない箇所があれば変更も可能です」
 三人組は一斉に右手を差し出し、「さぁ、さぁ」と僕を促した。しかし、僕は動かない。
「えっと、ぼ、僕は死んだんですよね?」
「ええ、もちろん。この抽選会はご新規の死者の方しかご参加できませんので。いやぁ、しかし、久しぶりの当選ということで、我々のほうも張り切っておるわけでして。さ、立ち話もなんですから、とにかくこちらへ、こちらへ」

 半ば強引に手を引かれて、小さな建物に案内された。その中には、机と低いソファの置かれた応接間のような部屋があった。窓はない。どこかの会社の社長室みたいだ。部屋の隅に、白い布がかかった何かが置いてある。あれが社殿のジオラマだろうか。
 法被の三人組に促されるままに、ソファに腰をおろす。座り心地も、応接間なんかにあるソファとそっくりだ。他の三人も、僕の周りにそれぞれ座った。僕は、そろそろその法被は脱いでくれないだろうか、と思った。安っぽい店の開店セールに来たようで、なんだか落ち着かない。しかも、紅白なんて、死んですぐの人間に失礼だ。

 僕の真正面に座っていた鉢巻が、口を開いた。
「それでは、改めてご説明します。ご新規の死者の方を対象にした抽選会で、あなた様は見事ご当選されましたので、神様として神社に祀られることになります。ここまで、よろしいですか?」

 何が「よろしい」のだろうか。よろしいはずがないじゃないか。その一文だけで、疑問はポップコーン並みに頭の中に弾けてくる。どこから質問していいのかわからず黙っていると、僕の沈黙を「大丈夫」という意味に捉えたのか、再び鉢巻が話し始めた。
「あなた様が祀られる神社の場所は後ほど、日本地図を見ながらご説明します。あ、よく勘違いされるのですが、神社と言いましてもいわゆる観光名所になるような大きな神社ではなく、小さな、街の片隅にひっそりと建っている系の神社ですので、その点はご了承ください。やはり神社と聞くと大きいのを思い浮かべますでしょう。だから、後になって思っていたのと違うと怒り出す方もいたりして、大変なんですよね。あはは」
 鉢巻につられて、他の二人も笑う。

「あの」と僕は三人の笑い声を遮るように声を張り上げた。
「えっと、僕はなんというか、ごく普通の人間です。あまり生前のことは思い出せないのですが、これだけは確信を持って言えます。僕は神様として祀られるような偉人ではありません。僕には神様は務まりません。ですので、せっかくですが、このお話は辞退させていただきます」
 僕は頭の中で組み立てていた文章を一気に吐き出した。部屋の空気が凍りついていくのがわかる。法被集団の顔に張り付いた笑みは消え、みな即座に真顔に戻った。

 僕の右側に座っていたメガネをした細面の男が身を乗り出した。紅白の法被が一番似合っていないのは、間違いなく彼だ。
「日本に神社がいくつあるかご存知ですか?」
「え?」と僕。
 細面は、僕の戸惑いなど意に介さず、そのまま続けた。
「その数およそ八万八千社と言われています。一説には十四万から十五万とも。そして、この数字は国内のコンビニエンスストアよりもはるかに多いのです」
 僕が絶句していると、細面はさらに身を乗り出した。
「ここでは、少なめに見積もって8万社としましょう。それでは、そこに祀られている神様をすべてご存知ですか?」
 沈黙。法被を着た三人の視線が、僕一人に注がれている。
「さ、さあ……」と僕は首を傾げた。
「そうでしょう! もちろんご存知のように、複数の神社で同じ神様を祀っている場合もあります。が、有名どころの神様ではない限り、誰も八万の神社のそれぞれで、どこの誰が祀られているかなんて知らないのです。だから、そのうちの一社があなた様のような凡人を祀っていても、別に不思議ではありません」

 細面は早口で捲し立てる。さりげない「凡人」呼ばわりに少々モヤモヤしたものの、やけに説得力のある言葉に圧倒されてしまった。
「なるほど」
「ご納得いただけましたか。では次に」と鉢巻が先に進めようとする。
「待ってください」と僕は手を挙げて制した。
「まだ、何か?」
 細面がメガネに手をかける。どんな質問や反論が来ても、僕を論破することができる、とでも言いたげだ。

「いえ、その、ここはどこですか?」
「どこ、と申しますと?」と鉢巻。
「つまり、ここはいわゆる『天国』ですか?」
「ああ、そのことですね」

 髪の長い、感じのいい女性が初めて口を開いた。髪は明るめの茶色に染まっている。あの世にも美容室はあるのだろうか、と僕は場違いなことを考えた。
「ご不安になられるのも無理はありません。亡くなられたばかりの方は、みなさんそのことを気にされています。自分は果たして天国に行けたのだろうか、とね」
「はい」と僕は相槌を打つ。この茶髪と話していると、先ほどまでの戸惑いがいくらか和らいだ。
「今、いらっしゃるこの場所は、まだ完全にあの世ではありません。三途の川を渡ってきて最初に到着する、いわば『港』のような場所です。通常であれば、この港で必要な手続きをして、それからあの世へと向かいます。よく、三途の川の向こうでおばあちゃんが待っていたというような逸話がありますが、あれは作り話ですね。ここはほぼ無人で、必要最低限の係員しかおりませんから」
 ふふふ、と茶髪が微笑んだ。僕もつられて口元が緩む。
「また、多くの方が気にされている『天国』や『地獄』はここにも、その向こうのあの世にもありません。より正確に言えば、そういう場所もあることはあります。まあ、この辺りは現世でのイメージとかなりかけ離れた部分もありますので、説明を聞くより、ご自身の目で見られた方が早いかと。いずれにしましても、あなた様は神様ですので、普通の方とは、少し違うコースとなります」

「先に進めてもよろしいですか」と鉢巻が尋ねた。
「あ、はい、すみません。どうぞ」
「神様としてやらなければならないお務めは大きく分けて二つございます」
 鉢巻は僕の目の前にずんぐりとした人差し指を立てた。
「ひとつめ。あなた様の神社にお参りした方々のお名前とお願い事に目を通すこと。願い事が書かれた資料は遣いの者がお持ちしますので、あなた様はお好きなタイミングでそれを読んでいただくだけで構いません」
 鉢巻は僕に二本目の指を立てて見せた。
「ふたつめ。毎年十月に開かれる総会に必ず出席すること。この時に、あなた様に寄せられた願い事から叶えたいものをご持参する必要があります。そのために、ひとつめの資料読みがあらかじめ必要、というわけです」

「神無月という言葉は聞いたことありますか?」と細面が僕に尋ねる。
「ええ、全国の神様が出雲大社に集まるっていう。それに僕も出席するというわけですね」
「そうです。そこで何が行われているかは、我々も存じません。ですが、これには必ず、出席していただく必要があります」
 細面がそう言うと、鉢巻も茶髪も力強く頷いた。
「その二つだけですか?」
「そうです。やっていただくことはその二つだけです。その他の時間はご自由にお過ごしいただけます」

 鉢巻が営業スマイルを見せた。どうも信用できないタイプの笑顔だが、本当にそれだけなら僕にも務まりそうだ。願い事に目を通すと言っても、細面の言う通り、僕のは小さな神社だろうから、お参りする人も数えるほどしかいないに違いない。

「何かご質問は?」
 僕の顔を見て、鉢巻が尋ねる。
「その他の時間、というのは、他の、普通のみなさんは何をされているのでしょうか。つまり、この世界では毎日何をして過ごすのでしょうか」
 茶髪が落ち着いた声で答える。
「そうですね。みなさんさまざまで、一概にこれとは申し上げられませんが、大抵のご新規の方はまずは見物されますね。やはり物珍しいですからね。その後は、何かしらの活動に参加される方が多いですね。サークルのようなものもたくさんありますし、ここの運営のお手伝いというか自治会組織のようなものもあります。あ、私たちもそのようなものですね」
「わかりました」
 僕が頷くと、三人とも安堵の表情を浮かべた。鉢巻がおもむろに立ち上がる。

「さ、社殿を見てみましょう。こちらです」
 鉢巻が部屋の隅にあった小さな机から、白い布を取り払う。それはジオラマではなかった。小さな水槽のような、透明なガラスの立方体の中に映像が見えた。覗き込むと、自然豊かな森の中にこぢんまりとした神社があった。まだ建設中らしく、アリのような作業員が周囲を歩いている。

「こちらが、あなた様が祀られる神社の社殿です。リアルタイムですよ」
「え、リアルタイム?」
「はい、左様です。こちらの『窓』はあなた様の居住スペースに移設されますので、いつでも好きな時にご自身の社殿の様子を確認できます」

 僕はガラスに鼻の頭をくっつけて、社殿をまじまじと観察した。ヘルメットを被った作業員が四人ほど見える。二メートルはあろうかという長い資材を二人の作業員が持ち上げて運んでいた。その後ろにもう一人、両手に重そうな何かを抱えて運んでいる。指示役と思われる人物が、資材を運んでいるメンバーに指をさして何かを叫んでいるようだ。
 たった今、僕の神社を作ってくれているんだ。そう考えると、じんわりと胸の内が温かくなった。この四人の作業員が愛おしい。いや、作業員は他にもいるに違いない。彼ら全員に平等に感謝しないと。

「そしてこの神社は、この辺りに存在しています」
 細面が壁にかかっていた日本地図の、真ん中あたりを指差す。その土地の名前を見ても、ピンとはこなかった。
「ここは僕に縁がある場所なのでしょうか。なぜだか、生前のことがはっきりと思い出せないので」
「あ、いえ。抽選の神様の場合、社殿の場所はランダムに決められております」

「あの、僕はなぜ生前のことをはっきりと思い出せないのでしょうか。」
 僕は舟に乗っていた時から気がかりだった疑問を口にした。舟の上でも自分が死ぬ前のことは思い出せなかった。法被の三人は顔を見合わせている。少し間があって、茶髪が答えた。

「それについては大変不安な思いをされていると思います。申し訳ありません。神様になられる方には、そのような処置をさせていただいております」
「処置、というのは、具体的にどんな?」
「記憶を消……いえ、健忘症のようなかたちになっていただいております」

僕は茶髪の言葉を聞き逃さなかった。
「僕の記憶を消したということですか? そんな、ひどいじゃないですか」
 僕の怒りのこもった声に、法被の集団は一瞬押し黙った。細面が慌てて口を開く。
「記憶がなくなっていると申しましても、一種の軽い・・健忘症のようなものだとお考えください。あなた様ご自身の経験に関する記憶だけがなくなっている状態です。もし、記憶が全く無ければ、あなた様は赤子同然になってしまいます。そういうことでは決してありません。世界に関する情報はそのままお持ちです。その他にも、当然、あなた様の人間性を形成する性格、性質、クセなどは、身体に宿る『記憶』として生前から引き継がれております」

 僕はぐるりと部屋を見回した。「世界に関する情報」と、細面の言葉を口の中で繰り返した。ソファ、テーブルなどの物の名前は、たしかに全部思い出せる。紅白の法被がどんな場面で着られるのかといったことは知っている。しかし、生前の自分がそれらの物をどこで見たのかに関しては、いくら考えても霧の中でくうを掴むようだった。

「なるほど」
僕はまたしても細面の言うことに納得してしまった。そのことにわずかに苛立ちながら、茶髪の方を向いて再び尋ねた。

「でも、どうしてそんなことを?」
「はい、生前の記憶に基づき、神様の職務を怠ったり、悪用したりするのを防ぐためです。例えば、あなた様の死に直接関与した人物がいたとして、その相手やそれに類する相手に対して、仕返しをするようなことがあると、神様全体の不利益につながるため、このような処置を取らせていただいております。これも神様の宿命だと考えてご理解いただきたく存じます」
 茶髪はいかにも申し訳なさそうに頭を垂れた。他の二人も神妙な顔つきだ。

「でも、そういった神様の祟りの伝説とか、言い伝えなんかはたくさんありますよね。有名なものだと、菅原道真の落雷だとか」
 僕はこめかみに手を当てた。菅原道真という名前はすんなりと口から出てきた。ということは、生前に得た知識もそのまま残っているということになる。
「はい、以前にはそういったことも頻繁にあったようですが、昨今では何かと規制が厳しくなっておるみたいでして。下手に祟りを起こして神様の名を落とすよりも、人々の救済の方に力を入れていただいているようです」
 僕はこれ以上、僕の記憶のことについて議論しても無駄だと悟り、口を閉じた。 


「では、居住地にご案内します」
 重苦しい空気を打ち消すように、鉢巻が明るい声で言った。四人でぞろぞろと部屋を出ていく。僕は自分がなぜこんなにもすんなりと事を受け入れたのか不思議だった。本来の自分ならば、拒絶していたような気がする。実際、最初は勇気を出して断ったのだ。でも説得され押し切られてしまった。死んでから新しい自分に目覚めたか。紅白の法被を着た三人に連れられて歩きながら、僕は苦笑いを浮かべた。

 先ほどの小さな建物から少し歩き、門をくぐって住宅街のような通りを抜け、大きめのビルの中に入った。そこからエレベーターで少し登って案内された居住地は、清潔で明るく、ソファやダイニングテーブル、ベッドなどが揃っている。まるで高級ホテルの一室のようだった。もっとも、僕が生前に高級ホテルに泊まった経験があるのかは謎だが。部屋の中央に先ほどの水槽のような『窓』が鎮座していた。その向こうには本物の窓があり、ビルの外を見下ろすことができた。

 僕は窓に駆け寄って外を眺めた。ここに来てから、ずっと小部屋に押し込められ、法被の三人組とだけ話をしていた。この世界は一体どうなっているんだろう。抑えきれない好奇心が胸の内に渦巻いていた。
 下を覗くと、拍子抜けした。ごく普通の街並みだ。そこを人々が、これもまたごく普通に往来している。都心の高層ビルから見下ろしても、同じような光景が広がっているに違いない。

「あまり、代わり映えしませんよね。みなさん、最初は驚かれます」
 茶髪が部屋の入り口から声をかけてきた。
「この人たちは、みんな神様ですか?」と僕は茶髪を振り返りながら訊いた。
「あ、いいえ。ここの方々は一般市民です。様々な時代の方が混ざり合って暮らしていらっしゃいますよ」
 たしかに、よく目を凝らすと、馬とバイクが並走している。向こうのは牛車だろうか。あっちには侍姿の数人も見えた。

「まあ、見物の時間はたっぷりありますから。それよりも、実は十月が近いのです」
 鉢巻の声に、やっと窓の外から目を離した。十月、神無月、総会だ。
「神社はできたばかりですから、寄せられるお願い事は少ないと思いますが、その中で一つ選んで総会にお持ちになってください。総会へはお迎えの者が参りますので、ご心配いりません」

「他に何かご質問は?」と細面が尋ねる。
「いえ、今のところはありません。もし、途中何かわからないことがある場合はどうしたらいいのでしょうか」
「その場合は資料をお持ちする遣いの者にお尋ねください。それでもわからない場合は総会でご質問されるのがよいかと思います」
「わかりました」と僕は頷いた。
「では我々はこれで。失礼いたします」と鉢巻。

 三人は頭を下げて部屋から出ていった。扉が閉まると、静寂が訪れた。ここに来てからずっと嵐に巻き込まれたようだった。緊張の糸が切れ、ソファに倒れ込む。しばらくの間、ソファに身を沈めてもの思いに耽った。僕は今、あの世にいるという事実。記憶は消え、自分が何者であったかもわからない。そんな僕が神様になり、神社に祀られる。そして人々の願い事を預かり、年に一度の神無月の総会に持っていくことになる。神様という責務の重さをじわじわと感じていた。

 僕は、神様に選ばれたんだ——。


第2章に続く


第2章

第3章

第4章

第5章

第6章

第7章

#創作大賞2024 #ファンタジー小説部門

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