運命のイマジネーション
孤独な君は鎧をつけたがっている
よく曇った日の午後、大きな街のはじっこで、
鎧をかぶった君はドラム缶の中に入ったまま出てこない
悲しいことに、だれも君を探そうとしないし
だれも君に同情しない
それが君の運命
それが君のカルマ!
よく晴れた日の日中も、君は鎧をかぶったまま、狭いドラム缶の中で身動きせず
誰かからの救いを待ったりしてはいけないよ
誰かから君に近づく人はいないし、
誰からも君は手を差しのべてもらえないんだ
それが君の運命
それが君のサガ
だけれど安心して
すぐに君をドラム缶の中から出してやるさ
君の運命を変えるために、
ぼくが生まれてきたのだ
想像したまえ
運命を変えるための手段は、君の願望さ
一つでいいんだ あの広がりゆく大きな海の限りない可能性に 石をなげこむんだ
その石は君の意志となって 波紋を呼ぶぜ!
安心しなさい
きみの運命を変えるために
ぼくがいるのだから!
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