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一級建築士受験記

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記事一覧

日建学院と総合資格、結局どっちがいいの?

日建学院と総合資格、結局どっちがいいの?

一級建築士の取得を目指す上で多くの人が日建学院もしくは総合資格に通うことを検討するだろう。実際東北支店に配属された同期4人中それぞれの資格学校に2人ずつ通っていた。今回は私が日建に通ってみて感じたこと、同期から聞いた総合資格のことをメインに、結局どちらの資格学校がいいのかをまとめた。

結論、お金と時間が潤沢にあるのなら総合資格。それなりの金額で、それなりのサポートを受ければいいのであれば日建学院

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一級建築士製図試験合格発表の瞬間

製図試験が終わった後、自分は試験に落ちたとは思ったが、気持ちは落ち着いていた。試験を受けて、自分の実力が全く一級建築士に値しないと感じていた。特に記述で断面詳細図を1/50で書く問題は私にとってほぼ無謀だった。その後、仕事で内装の拾いをする機会があり、その時になって初めて吹き付け断熱材のウレタンを外周部からおおよそ900mm内側まで施工するのが基本であることを知った。

これらをかけることが、一級

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一級建築士製図試験を現場に出て3ヶ月の新人が突破した体験談

一級建築士製図試験を現場に出て3ヶ月の新人が突破した体験談

学科試験終了後、東北支店の同期、私を含めて4人は各々の現場に配属された。仙台に2人、山形に1人、私はその中でも最北端の岩手県に配属となった。

私が製図試験に合格できた理由は明白だ。現場の所長が「製図板を事務所に持ってきて、勤務時間中も勉強してていいよ。現場にも出ないでいいから、今は製図試験に1番集中して」という方針で、桁違いの勉強時間が確保できたからだ。

日建学院盛岡校

所長のお陰で勉強時間

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一級建築士に初受験で一発合格した体験談

忘れもしない2022年12月26日の午前9時半、一級建築士製図試験合格者の受験番号が公表。岩手県のPDFを焦る心で開き、たった一行しかないページの一番下に私の受験番号を見つけた。

まだ大学院二年生だった2021年10月から学科の勉強を始めた。2022年7月の学科試験をパスし、同年10月に製図試験を受験した。おおよそ一年間の全ての日曜日を費やした資格勉強は最高の形で実を結び、私は来年一級建築士にな

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