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「働く」の原点は、「自分に向いている仕事(会社等)を探すこと」ではなく、「物事を解決に導くソリューション力を発揮すること」 ①なぜソリューション力なのか?

もう少し言い換えると、「働く」の原点は、「自分に向いている仕事や職業を見つけること」ではなく、「社会に溢れている大小様々な問題などを解決に導くソリューション力を発揮すること」だが、残念ながら、こういった力は現在までの学校では、ほぼ養成されることは無い。

もっと端的に言うならば、子どもは物心ついて、数年のうちに、「なりたい職業」なんて、なれるわけがないし、そんなのがやっていける程あまくないということを悟ってしまうのだ。

保育園の年中さんで「花屋さんになりたい!」と言っていた女の子が、1年後には「花屋さんなんて、もうからないし、なれるわけがない」と真顔で言うようになってしまう。
「自分のお店なんて、莫大なお金がかかるし、自分の家にはそんなお金なんて無い。もし出したとしても、花なんて大して売れないから、花屋さんなんて、なれっこない」という論理がこんな幼い頃に出来上がってしまっている。

1+1=( ) という学習しかしなければ、
お金 + お店 = 花屋さん 
   ↓
無い + 無い = 到底無理という 式にしかならない。

( ? )+( ? )= 花屋さん という数式の思考にいたる練習をしなければ、「花屋さんになる」という解にはたどり着けない。

これが「ソリューション力」で、こういう思考の構築こそが「学習のベース」なのだ。

「もし、これだったら花屋さんになれるかな?」
「こういうやり方をすれば、花屋になれるかも?」
と考えていくことが学習であり、楽しいことにつながっていく。

1+1=( )という暗記だけの学習の積み重ねだけだと、どんなに年月を重ねても、社会に出てからすぐに出会う「問題」に直面した時に、すぐにポキンと折れてしまう。

そこで、すぐに「やめる」「ひきこもる」などの社会問題につながってしまう。
悪い場合には、犯罪に手を染めたり、自死をえらんでしまうということになるのだ。





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