#2 僕の親友は馬だと言える理由
こんにちは、人馬交流分析士のりょーじ(@Horse Value)です。人馬交流分析って何?りょーじって誰?それをやって何になるの?という疑問への答えは#1をお読みください!
#1では僕がどんなことをやっている人なのか、それが何につながるか、というざっくりとしたお話をさせてもらいました。
まだ何となくイメージがついてきたかな?くらいだと思います。特に、僕がなぜこの活動をするか、ということは全然分からないままなはず。
馬に乗ってほしいってこと?どういう意図を持ってこのNoteを始めたの?
こういう部分が分からないままだとなんとなく何を伝えたいんだろう、とモヤモヤすると思います。
そこで、#2となる今回は、「僕が経験してきたこと、僕にとって馬とは」という切り口で、馬の魅力について、そして僕が目指すものについてお話していきます。
今日のラインナップです!
・運命の出会い…馬に出会ったきっかけ
・馬との忘れられないストーリー
・ビフォーアフター、馬に出会った僕の変化
・僕は何を皆さんに伝えたい?やってほしい?
早速行きましょう!
馬に出会ったきっかけ
馬に出会ったきっかけは母が乗馬に行きたいと言ったから。中学一年生の夏休みに乗馬クラブに行きました。
馬というでっかい生き物が、自分の思い通りに動くという感覚が面白くて。そして、少し目線が高い景色、自分を支えてくれる力強い馬の身体、あったかい体温、少し身体が感じる恐怖感でドキドキして本当にワクワクしました。
一頭一頭本当に歩き方とか指示への反応とか個性豊かなのに、どの馬も一生懸命言うことを聞いてくれるように感じました。まだまだ身長150㎝なかった自分を気遣ってくれているのも感じました。
スポーツのワクワク感、スリリングなドキドキ感と、馬の持つ精神的魅力。それは僕を夢中にさせました。
馬との忘れられないストーリー
そんな風に乗馬を始め熱中した僕は、よりスポーツとして極めていくことに夢中になり、馬に乗ったハードル競争「障害馬術」を始めました。スポーツとしての緊張感を増すためでもあるでしょうし、馬とのコミュニケーションをよりスムーズにすることが楽しかった、というのもあるでしょう。
そして僕は出会いました。運命の馬、ラストドロップに。
彼は大きくて可愛い顔をしたお馬さんでした。ちょっと困った目をしているのが特徴でした。過去形で書いているのには理由があります。彼は、一昨年亡くなってしまいました。
彼と出会ったのは僕が高校1年生の時。一緒に試合に出るたびに彼は全力を常に尽くしてくれました。僕のミスをカバーしてくれたり、自分の身体を投げうって守ってくれたり。僕は心から信じることができました。彼は僕の望みを知っていて、それを一緒に望んでくれている、と。
馬に乗るということは、身体と身体が密着するということです。だからお互いにもの凄く感じ取りあうんです。僕が本当に望むことを彼は全てやろうとしてくれました。僕ははじめてココロ全部で繋がる親友を得たのです。
馬と出会った僕の変化
僕は馬と出会って、愛を知りました。そして本当の友情を知りました。
馬に出会うまでの僕は、どこかで人を信じてませんでした。人を信じていない自分がいるから周りもそうなんだろう、と思っていたんです。
そして全ての人に対して競争意識を持っていました。負けたくない。どんなことでも。
でも馬、特に親友のラストドロップと出会って僕は変わりました。だって、僕の目標のために100%の力を出してくれる彼を身体で感じて、信頼と感謝だけで関係が成り立つことに気づいちゃったんです。
そして、当たり前だけどお互いに出来ないことをカバーしあって目標を達成する真のチームワークを体感したんです。
それと同時に、僕は僕を信じられるようになりました。僕が望む道に進めば良いのだ、と彼が言ってくれている気がしたからです。親が望む道を歩むことだけに囚われていた僕はそこで初めて馬の脚を借りて歩き出したのです。
皆さんにnoteや活動で伝えたいこと
#1では「人と馬の交流を分析して学んだことを使って世界が平和になる」という大きなことを言いました。本気です。見たい世界はそんな世界です。誰もがお互いに認め合って愛し合う世界。ひとつの秩序やルールで縛り付けるのではなく、ひとつの共感で繋がる世界。
でもそんな世界の存在を信じてもらうには、確かな実感を持っていただく必要があることを分かっています。僕が半信半疑の毎日から、ラストドロップとの交流で変わっていったような、確信に満ちた体験が。
なので、まず僕の望みは皆さんにそういった意図を持って馬に触れ合ってもらう、ということ。そしてその体験を基に生活を豊かにしてもらうこと、です。
だからこそ僕は友人の神(じん)と共にHorse Valueという団体を立ち上げ、そういう機会を提供することを行っていますし、そこでしっかりと言語化された学びを獲得してもらうために自分の知識を増やし、感覚を磨いています。
このnoteを始めた理由は、そういった活動を知ってもらって馬に触ってみたい、と1人でも多くの人に思ってほしいから、というのが1つ。
もう1つは「このりょーじってやつ面白いこと言ってるな、なんか納得できること言ってるな」と思ってもらって、ここで話していることを信じて実行してみようと思ってもらえるようにしていくこと。「馬に触れること」に繋がるだけではなく、馬から僕が学んだこと、僕の周りの人が学んだことをここに投稿していってそれを活かしてもらうということです。
それも馬という存在がくれた最高のギフトだからです。僕がそれを皆さんに届けます。
今日の一言、信頼と安心だけで成り立つ関係がある。
明日も一日頑張りましょう!
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