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【模擬鑑定後編】有名人Aさんは元大阪府知事の横山ノック氏でした

毎日投稿97日目。今日は、昨日の記事の続きで、有名人Aさんの正体を明かした上で、ネイタルチャートの解説をしていこうと思います。

昨日の記事はこちらからご覧ください。

◆有名人Aさんは元大阪府知事の横山ノック氏です

元大阪府知事の横山ノック氏は、1932年1月30日午前5時27分生まれ、北海道旭川市生まれです。2007年5月3日に既に死去していて、大阪府知事という公職を経験し、死没後10年以上も経っていて、当該人物や関係者への社会的な影響もほとんどないであろうことから、横山ノック氏を模擬鑑定の対象人物に選定しました。

上岡龍太郎氏も在籍していた「漫画トリオ」というお笑いトリオを結成して全国的に人気を博し、その後、参議院議員になり、1995年には大阪府知事に当選します。いわゆる、タレント議員、芸人出身の政治家の先駆けです。

しかし、1999年には2期目の当選を狙った府知事選挙期間中に、選挙運動員の女子大生に強制わいせつ事件を起こし、2000年には有罪判決が確定し、知事を辞職しました。

いわば、女性の敵ですし、セクハラという言葉が世間に浸透し始めたのもこの頃からでしょうか。また、2020年現在、大阪維新の会が大阪の地方政治を仕切っているのも、この事件が遠因でしょう。

◆ホロスコープを改めて読んでみた

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お笑い芸人として読むか、政治家として読むかで、読むポイントも変わってきそうですが、まずは、お笑い芸人としての成功した要因を読んでいきます。

前編の記事では触れませんでしたが、1ハウス太陽と8ハウス海王星がインコンジャクト(150度)のアスペクトを形成しています。そのアスペクトは理想を追い求めたり、夢見る人間性に”後天的”にしていく意味を持つので、芸人としての理想や夢を意図的に訓練して育てていけます。特に1ハウスに太陽があるので、芸人としての自我は間違いなく構築出来るでしょう。

次に、政治家として成功した要因は、1ハウスに水星があってしかも冥王星とタイトにオポジションからです。つまり、自分自身をアピールするような喋り、いわば演説は大得意ということです。さらに、3ハウス牡羊座天王星も加えると、Tスクエアを形成するので、”芸人”から”政治家”への転身と言う、斬新な行動にも移せました。

◆選挙期間中の強制わいせつ事件で地位と名誉を滅ぼしたのは何故?

まず、ネイタルチャートを見てみますと、3ハウスで天王星とリリスがコンジャンクションしていて、そこに冥王星がスクエアで関わっています。特に、リリスと冥王星はタイトなスクエアです。

3ハウスで天王星とリリスがコンジャンクションしていているので、時として社会規範から離れるような独特な価値観で物事を判断します。しかも、冥王星がスクエアで関わっているので、人生において破滅的な変化が起こりやすいです。

強制わいせつ事件を起こした日時のトランジット天体とネイタル天体を組み合わせを読んでいきますと、

・トランジット火星とネイタル火星(太陽も)がスクエア(赤丸と赤線)→ハイテンション気味になるくらいの有り余るほどの体力と気力がある。しかも選挙期間中なので、なおさら強まったか。
・ネイタル月とトランジット土星がオポジション、ネイタル月とトランジット海王星がスクエア。まとめると、Tスクエアを形成(青丸と青線)→心理的なプレッシャーがかかり、精神的に不安定な状態となっている。現実と妄想の区別があいまいとなることもある。

つまり、太陽と月がトランジットの天体とのハードアスペクトによって、傷ついていたということです。だからといって、犯罪を冒しては決していけないですが。

ちなみに、有権者に向かってマイクで絶叫したり、時として土下座までする選挙活動はいわば戦争と変わりがないので、その選挙期間中がゆえに、余計に神経が興奮して、凶行にいたったと推測は出来ます。

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◆最後に

リリスのハウスやアスペクト等については、さらに研究していく余地がありそうです。

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