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仕事の振り返り(2022年3月):こつこつやるしかない!

いま振り返っても、2022年2月の仕事のやり方は無謀でした。

今月も引き続き、執筆系の仕事が中心でした。

個人のターンは先月でひと区切りでしたが、原稿完成に至るまでの各所との調整が本格化し、時間を使いました。じわじわと神経をすり減らすような大変さがあります。

これは決してネガティブだけでなく、原稿を完成させる上で非常に重要な意味を持ちます。(少なくとも)書き手にとって「完璧」な仕上がりを目指すためのものだからです。

公開する文章はすべて「多くの人に読まれる(可能性がある)」ものです。それが私的でクローズドな日記との大きな違いです。読み手を意識するために編集という行為が発生するのです。

例えば、誤字脱字や表記ゆれ。これらは読みづらさに繋がり、読者の信頼を失いかねないものです。杜撰なライター(そんなにたくさんはいないと思いますが)にとって些細と思えることも、最低限の校正によるチェックを経ることで、文章は「より良い」仕上がりに変わります。

そういったものをひとつひとつ確認するのは、それはそれで大変でしたが、とても勉強になりました。

ということで、2022年3月の振り返りです。

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2022年3月のキーワード:こつこつが生きる道

3月のキーワードは「こつこつが生きる道」でした。

劇的に仕事が激増することもないし、急に大型プロジェクトにアサインされることもありません。僕はこれまで「幸運に拾われてきた身」だと自覚してますが、それでも僕の基本的なスタンスは「こつこつ続ける」ことにあると確信しています。

昨年会社を辞め、もうすぐ1年経ちます。

世の中は甘くないぞ」と痛感しつつ、それでもこつこつやることで勝機があると気付きました。

ですがこれは、成果としてポテンヒットを積み重ねることを意味しません。僕が目指すのは、あくまで「ホームラン」です。(このことは追って、noteにも書きたいと思います)

Keep(良かったこと、今後も続けること)

インプットが多かった

読書量は少なめでしたが、観たい映画や行きたい美術館にアクセスする機会を多く設けました。

1〜2月はかなり我慢していたので、インプットの欲求が爆発したような感じ。下旬はややバランスを欠いてしまったと反省しつつ、noteでも振り返りのアウトプットをしていこうと思います。

note365日連続更新

2021年からの目標で、無事達成できて良かったです。

書き続けることでしか分からなかったことも、たくさんあります。書くことに関する「慣れ」の感覚は手にしましたが、心身を削りながら書くというプレッシャーは変わりません。

365日は超えましたが、これからも毎日更新を続けていきます。

Problem(悪かったこと、今後はやめること)

思考停止に陥ることがあった

ときどき仕事の手が止まってしまうことがありました。

創造性が必要な仕事、ルーティンな仕事、繊細さが必要な仕事など、仕事にはいくつか種類があります。調子が悪いときにも、仕事の手を止めないように意識していきたいと思います。

先月に引き続き、運動不足

なかなか運動不足解消ができませんでした。

息子を抱っこしたり、肩車したりするのが苦しくなることも。できるだけ長く、息子が飽きるまではふれあいのコミュニケーションを続けたい。年度も変わりましたし、週に一度はジムに行くようにしたいと思います。

Try(次に挑戦すること、今月の課題)

いま僕の興味の真ん中にあるのは、編集やライティングのことです。「編集」とは、いわゆる書籍や雑誌などの編集に限りません。

では、編集とは何なのか。

僕が編集の多くを学んだ、菅付雅信さんの著書『はじめての編集』より引用します。

みなさんが手にする本や雑誌、カタログ、パンフレット、フライヤー、そして日頃見ている数多くのウェブサイト、携帯サイト、電子書籍などのデジタル・コンテンツ──これらはすべて「編集」という行為を通してみなさんに届けられています。メディア上で、文章、写真、絵、そしてデザインなどを、見たり、読んだりするものすべてに編集が関わっています。それは紙媒体に限りません。次から次へと新しいメディアが誕生するにつれ、編集という領域は広がっています。(中略)
僕は「編集」を次のように定義しています。
企画を立て、人を集め、モノをつくる」こと。
この3つが揃っていれば、メディアを問わずその行為は編集なのだ、と僕は勝手に捉えています。(中略)
僕らは毎日編集して生きています。日々、ブログを書き、ツイッターでつぶやき、facebookで文字や画像を編集しながら生きている。そうした編集行為が日常的なものとなり、それをまた数多くの他人が日常的に見ている中で生きています。
今、人々は自分の人生を編集して発表しているのです。それが良いことなのかどうかはわかりません。ただ、生きていく上で、以前よりも編集のスキルが求められる時代になったことだけは確かだと思います。

(菅付雅信(2019)『[新装版]はじめての編集』株式会社アルテスパブリッシング、P7〜10より引用、太字は私)

企画を立て、人を集め、モノをつくる」。

僕がこれから臨んでいく領域は、まさにこの「編集」です。それを前提に、4月は以下の2つに取り組んでいきます。

志を立てる

もともと僕は、4年間の人事経験を活かせる事業で創業したつもりでした。それの経験はたとえ編集領域でも活かせると思いますが、HRに限定する必要はありません。

本を出版したいし、新しい雑誌も創刊したい。

そんな思いがふつふつと湧く中、改めて自分の思いを整理したいと思います。あまり自分では「志」という言葉は使いませんが、新年度という節目ということもあり「立志」をテーマに目標設定したいと思います。

目標をブレイクダウンする

事業計画までは立てられないと思いますが、5年後までをタイムラインとして引きつつ、年毎、月毎に何をするかブレイクダウンして列記しようと思います。

具体的にタスクとして想像できることで、仕事においても無用な悩みを持たなくなるはず。楽しみです。

まとめ

新年度になり、気持ちを新たにスタートできる時期です。

仕事は増えていませんが、今月から地域で開催されるワークショップに参加する予定です。東京にいると見えない / 得られない知見を、積極的に掴みに行きたいと思います。

創業以来、やりたいことがたくさんありましたが、ここにきて方向性が絞れてきました。そのために日々時間を無駄にせず、着実に仕事で成果を出せるよう頑張っていきたいです。

引き続き、よろしくお願いいたします。

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3月の週次振り返り。

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