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仕事の振り返り(2022年3月5日)

あっという間に平日が流れてしまった1週間でした。

ウクライナの情勢は刻一刻と変わっていきます。今週もだらだらとニュースを追っているうちに、ただただタスク消化に追われるような形になってしまいました。なかなか切り替えるのが苦手な性分です。

さて個人的なことでいうと、花粉症がキツくなってきました。

思い起こせば10年前。自分に合う薬がなくて、ピーク時の2ヶ月間は本当にしんどい思いをしていました。たまたま2011年3月12日に処方された薬が身体に合ってとても楽になりました。(東日本大震災の翌日なので憶えているのです)

それに比べれば遥かにマシになっていたのですが、昨年、今年は目鼻に痒みを感じています。

花粉症のピークは3〜4月、1年のうち1/6は花粉症に苦しんでいるんですね。僕は花粉症の薬を12月末〜5月始めまで飲んでいるので、1年のうち1/3強は花粉症に付き合っている計算になります。

そろそろ、根治のための治療法が見つかってほしいところです。

では、今週の振り返りです。

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1週間の振り返り

2/28(月):
2月中に完了させたかった仕事が、ひと段落つきました。新たな気持ちで3月を迎えられそうです。

締め切りに追われ、徹夜してしまった日々を反省することもあります。「もっと上手くやれたんじゃないか」と思うこともありますが、いま持てる力は出しました。言葉を絞り出した経験は、きっと今後に活かしていけると思います。

自分の手癖にも気付かされました。例えば「〜〜は安心感を与えます」という表現があったとして、

・安心感とは何か?
・安心と安心感に違いはあるのか?
・安心感とは「与える」ものなのか?
・「不安にさせない」という言い換えは成立するか?

といった疑問が生じます。つまり、かなり書き手に使い勝手の良い表現になっているわけです。

それらしいことを言っているようで、何も言えてない。

それらの表現を否定するつもりはないですが、編集に関わる人間として、きっと向上を図れるはずだと思っています。読み手は気付かないかもしれませんが、細部にもしっかりこだわりたいです。

まだプロジェクトは終わっていませんが、引き続き全力を尽くしたいと思います。

3/1(火):
午前中は、今週末に公開するエッセイの校正作業を進めていました。

僕は校正のプロではないのですが、半年間のWebサイト「ふつうごと」の運用を経て、校正の重要性を実感するようになりました。(ちなみに編集と校正は本来別業務ですが、当サイトでは、僕が校正も担っています)

校正を通じて、書き手とともに、良い文章を作れるのは喜びでしかありません。これからも良き編集者、校正者として、書き手に併走していけたらと思います。

昼過ぎからは小休止。今年初めて、映画館に足を運び「ウエスト・サイド・ストーリー」を鑑賞しました。色々思うところがある映画でしたが、久しぶりに妻とゆっくりデートができました。

3/2(水):
どうも集中できなかったので、取材記事の文字起こしを行ないました。インタビュイーがゆっくり話す方だったこともあり、いっさい巻き戻すことがありませんでした。(気持ち良い!)

3/3(木):
午前中は法務との打ち合わせをしました。東京都よろず支援拠点の無料相談で、毎度のことながら的確なアドバイスをいただけて有難い限り。

花粉症のせいか、午後は強めの頭痛を感じました。自宅に戻り静養をしつつ、軽めの作業や読書に充てました。発熱もなく、ゆっくり休んだら翌日には回復しました。

3/4(金):
Webサイト「ふつうごと」、今月から随筆家・小波季世さんのエッセイが始まります。1本目は、江國香織さんの『冷静と情熱のあいだ』をもとに、小波さんの感性と旅情が混ぜになった作品を公開しています。ぜひ読んでもらいたいです!

午後は、来週前半締め切りの記事執筆に取り掛かりました。案件自体が3月末でひと区切りなのですが、僕が抱えているタスクは早めに手渡すべく動けました。おかげで、来週は少し楽に仕事に向かえそうです。

Keep(良かったこと、今後も続けること)

昼ごはんを食べた後に、仮眠をとるようにしました。

午後はどうしても集中力が落ちるので、20分程度、休憩するようにしています。もっとも通っているコワーキングスペースは仮眠禁止なのですが……なるべく他人に迷惑をかけないよう控えめに実行しています。(コロナ禍だとマスク着用なので、口をぱっかーん開けて寝るみたいなことがないのは良いですね)

Problem(悪かったこと、今後はやめること)

2月はまるっきり運動ができませんでした。

コワーキングスペースまで自転車通勤している以外、身体をしっかりと動かせていません。せめて毎日2〜3kmくらい走ることから、運動再開をしたい。運動再開したい、という感じだと運動再開しないので、何かしら良いきっかけがあればなと。

他力本願な書き方で情けないですが、それくらい、運動再開のモチベーションが高まらない状態です。

Try(次に挑戦すること)

引き続き、来週も朝活を継続していきます。

3月からは、朝6時半起床&起きたらすぐに朝活に移行という形を目指します。徐々に朝の寒さがゆるくなってきたタイミングで、キリッと朝を始められるよう頑張りたいです。

3ヶ月後(5〜6月くらい)には、朝6時起床できればと。徐々に生活リズムを変えていくのが望ましいと思うので、3月は意識的に朝型生活を整えていきたいです。

月初の課題に対して

月初の課題は、

・納期を100%守る!
・家族が健康に、楽しく暮らせるように配慮する

になります。3月に入ってしまったので新しい月間目標を掲げないといけないですね。だいたいは先週の振り返りで所感を書けたような気がします。

ひとつ補足をするなら、4歳の息子と、より仲良くなれたような1ヶ月でした。2022年は意識的にふたりの息子と1 on 1で向き合う時間を取ると決めています。

たくさんできることが増えてきた息子に対して「自分で決めて良いよ」と声を掛けるようにしています。あれをやれ、これをやれではなく、息子の意思を尊重する。もちろんただ放任するのでなく、判断する上での材料は事前に伝えています。成長する上で、できるだけ自己決定の機会をたくさん持ってもらいたいです

学び、辛み

よく聴いているPodcast「ゆとりっ娘たちのたわごと」、noteの #わたしとポッドキャスト というイベントに登壇されていました。ここ2年間ずっと聴いているので、かりんさん、ほのかさんの姿には感慨深いものがあります。(ちなみに、コロナ禍で視聴者がグッと増えたそうです)

イベントでほのかさんが「ゴールは特に考えていない。それは仕事の方でやってるんで」と話していました。それが長く続けられる&ゆるさを維持できるコツかなと感じました。

僕は昨年8月に創業しましたが、それまで継続していたnoteやPodcastは変わらず続けています。創業したからといって、あまり「仕事のため」ということは考えていません。考えていないのだけど、「何のためにやっているんだろう」と逡巡することが稀にあります。

でも、会社の経営者である一方で、僕はふつうの人間でもあるわけで。どこかで仕事と交差することもあるかもしれませんが、そこの期待値は限りなく低くして、自分が好き勝手できるような企画をこれからもやっていきたいです。(継続していく中で、巡り巡って、何か仕事で使えるネタが見つかればラッキーということで)

まとめ

今日、こんなツイートをしました。

仕事を始めた頃、「政治・宗教・野球の話はするな」ということを言われていました。これらの話をすると、議論が対立して収集がつかなくなってしまうためだと思います。

ただ、それってかなり議論の仕方が未熟というか、意見の対立を極端に避ける(=対立したらお互いの関係性が崩れてしまう)という、リスク回避型に重きが置かれているのではないでしょうか。

もちろん僕もずっと会社に所属していました。いち会社員として、特定の政治思想を表明することでトラブルに発展することはある得ると理解はしています。

でも、それってちょっと「ふつうではない」のではないかと。日々政治に触れて、何かしらの意見を持ち、周りと共有していないと、政治感覚は確実に衰えます。(選挙の前に慌てて立候補者の情報をググるみたいなことになってしまいます)

お互いが違いを認め合い、建設的な議論ができれば、もっと政治参加が増えるし議論は深まっていくはず。「違い」は悪いことではない。むしろ「違い」を恐れて議論ができないことで、政治が自分ごとにならずに実質的な白紙委任になっていることの方が恐ろしいのでは?と感じます。

とはいえ僕も、今のところやっていることは限定的です。Twitterやnoteで意見を述べているくらいです。政治参加には程遠く焦りもあります。

仕事をしながらでも、政治参加を促したり、個人のナレッジ蓄積に貢献したり、色々なことができるはず。昨年の衆議院議員選挙の前から、そんなことを色々考えています。

おまけ:「成長可能性に関する説明資料」の雑感

今週読んだ資料は、株式会社Kaizen Platformです。

・株式会社Kaizen Platform(2021年12月27日)

デジタル化やDXなどが叫ばれていますが、SaaSやプラットフォームなどシステム面だけではBtoBの課題は解決しない。なので適宜、自社がアサインする人材を充てて解決に向けて頑張りましょう、というサービスだと理解しています。SaaSとして持っているサービスは「KAIZEN UX」「KAIZEN AD」「KAIZEN VIDEO」など切り口が明確で、ピンポイントの課題に応えられるようにしています。(一方で「KAIZEN CONSULTING」というざっくりとした切り口のものも設けています)

エンジニアリングかコンサルティングか、という二択のいずれかを選択することが多い中で、Kaizen Platformの場合は、どちらかというとコンサルティング寄りの立ち位置なのかなと推察します。経営陣の得意分野とも合致しますし、その結果として「ひとりあたりの生産性」「報酬単価」がそれぞれ高くなっているのでしょう。

決算資料をみる限り、売上や営業利益はともに右肩上がりですが、昨年11月に「業績予想修正に関するお知らせ」のリリースをしています。その後挽回を見せましたが、次年度はM&Aの成果も本格的に期待されるところなのかなと推察しています。

懸念は、同業他社の参入でしょうか。特に参入障壁が低いわけではないので、大手コンサルが資本力+リソースをもとにガサッと大手顧客を奪いにくるようだと厳しくなるような気がします。また、どちらかというとエンジニアリングの体制として強みがあるわけではなさそうで、昨今のエンジニア採用激化(採用単価向上、人件費向上)などによってじわじわと収益構造に悪影響を及ぼしかねません。

M&A以外でも業務提携などを行なうなどして、他社との協働案件のような形で顧客を取りにいくのもアリかなと個人的には思いました。

これからもテレワークでの働き方が続く予感はします。常駐型でないKaizen Platformのやり方はモデルケースになりそうです。どこかでお世話になることもあるかもしれないので、引き続き施策を楽しみにしていたいと思います。

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