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仕事の振り返り(2022年2月26日)

今週は悲しいニュースがふたつあり、落ち着きませんでした。

ひとつは、ロシアによるウクライナ侵攻についてです。多くのロシア人も戦争は望んでいないはずなのに、一部の権力者の自己正当化的なロジックで戦争が始まってしまいました。

何で読んだか忘れてしまったのですが「グローバル化による国際秩序が保たれてから、武力を行使する戦争はあらゆる意味でデメリットが大きい。経済制裁などの圧力によって真綿で首を絞めるようなアプローチの方がよほど効果的である」的なことだったかと思います。そしてそれをすっかり信じ込んでしまいました。

この時代に戦争なんて起きるはずがない。少しでも想像力を働かせれば、そんなわけないと分かるのに。勝手に信じていたものが裏切られたというだけなのですが、ものすごくショックを感じてしまっています。今に至るまで気分はかなり落ち込んでいて、正直、こんなnoteを書いている場合かなと思う気持ちもあります。

それでも、日々の気付きを記しておくことは、定点観測として大事なはず。アドラー心理学でいう「課題の分離」を意識しつつ、今週の振り返りに臨みます。

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1週間の振り返り

2/21(月):
タスク管理ツール「Todoist」、かなり順調にタスク管理ができるようになってきました。さすが世界中で使われているツールだけあって、使えば使うほど、細部まで練られていることに関心します。

この日は、ルーティンになっているタスクの「繰り返し」登録をせっせと行ないました。例えば以下のようなタスクです。

・毎日:タスク確認(翌日タスク整理、積み残しタスクのリスケジュール)
・毎日:noteおよびエッセイ更新
・3日に1回:Instagramにブックメモ投稿
・週1回:Gmailのフィルタリング整理
・週1回:校正表のアップデート
・月1回:経理資料の入力
・月1回:サブスク系サービスの見直し

緊急度も優先度も高くないタスクですが、定期的にメンテナンスをしておくことで業務効率が上がります。漫然と気が向いたときにやるという運用でなく、実行日を決めておくことが良いのかなと。実行日以外には「やらない」という意思を保てるからです。

こういったことを日々ノートに記載していた昨年は、どうしても短期的な視野しか持てませんでした。もっと使いこなして、長期的なタスクも日々意識できるような運用を作っていきたいと思います。

2/22(火):
取材記事を1つ提出しました。タイトルとリード文、もっと勉強しないといけないなと痛感しています。

ベストセラー『伝え方が9割』の冒頭で、著者の佐々木圭一さんが「自分が良いなと思う言葉には共通項(法則)があった」という気付きのエピソードが紹介されています。

・考えるな、感じろ
・事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ

などが具体例として挙げられていました。この2つに共通するのは対比です。「考える」と「感じる」、「会議室」と「現場」のように対比が明確になっていると、相手の心に伝わりやすいというものでした。

同じように、日々接している情報、特にタイトルとアイキャッチ画像に関しては共通点があるような気がします。調査を怠らず、自己研鑽を積んでいきます。

2/23(祝):
水曜日が祝日って、けっこう珍しいですね。少しだけ仕事をしましたが、読書をしたり、息子と遊んだりに充てていました。

2/24(木):
夜、久しぶりに #ぼっち人事の会 という人事の集まりに参加しました。元人事の立場で、現在はほとんどHRのことに携わっていないのですが、皆さんあたたかく受け入れてくださり嬉しかったです。そして勉強になりました。

とても明るい口調で話されている方ばかりでしたが、「組織」という中で、もがくことも多いだろうと推察します。色々力になれたらなと思いつつ、ゆるくでも、皆さんとのつながりを大事にしたいなと思いました。 

2/25(金):
Webサイト「ふつうごと」で、今月掲載していた鈴木ゆうりさんのエッセイ、最終話を公開しました。詳しくは編集補記のnoteに書きましたが、今月で鈴木さんとのやりとりが終わるんだなあと思うと、寂しさが募ります。

*

今年も電通が発表している「日本の広告費」のリリースを読みました。インターネット広告は、ますます隆盛していきますね。

個人的には新聞や雑誌などの「オールドメディア」もよくチェックしています。情報、という意味ではインターネットよりも格段に有益なので、ビジネスとして何とか続けられるよう頑張ってほしいところ。

Keep(良かったこと、今後も続けること)

先週まで徹夜することが多かったのですが、今週は規則正しい生活が送れています。取引先の朝活部にも復帰し、毎朝読書に時間を充てられるようになりました。

実は今週から、1歳4ヶ月の息子の夜間断乳を始めています。初日のみ対応に苦慮しましたが、そこからは息子が「夜中は飲めない」ことを悟り、長く熟睡してくれるようになりました。長男のときはしんどかった記憶があったので、こんなにもスムーズにいって助かったなという思いです。

Problem(悪かったこと、今後はやめること)

情報を遮断する能力が極めて低いです。今週後半は、ほとんど仕事になりませんでした。切り分けて仕事に臨むべきだと思うので、

・SNSは基本的に開かない(ログアウトしておく)
・キーワードのミュート機能を使う
・メディアに接する時間を決める

あたりが対処法でしょうか。もちろん報道に対して関心を持つというのは健全な姿勢です。仕事に支障が出ない、というところを最低限の目標にしてこれからは意識していきたいと思います。

Try(次に挑戦すること)

ちょっと低めな目標ですが、今週参加し続けることができた朝活を、来週も継続していきたいと思います。習慣化のためにはそれなりに時間が必要で、寒さの厳しい今に頑張れたら春以降も続けられるんじゃないかなと。

朝活が続けられるということは、規則正しい生活になっているわけで。そのリズムをまずは大事に作っていきます。

月初の課題に対して

月初の課題は、

・納期を100%守る!
・家族が健康に、楽しく暮らせるように配慮する

になります。2月終わりに近付き、少しずつ月初の課題に取り組めるようになったかなと思います。納期に関しては、自分の限界を知るというか、バッファを設けながらやらないと、ひとりの会社だと厳しいという……

めちゃ当たり前の事実なのですが、ようやくここにきて「無理をしない」という言葉の意味を理解し始めました。組織の一員だったときは、身体を壊しても代替してもらえるのですが、今はそうではないので。特にコロナ禍で波がきているときは、最悪のリスク(自分も含め、家族の誰かが感染して自宅に隔離されるような状態)も想定しておくべきだなと。

「売上はないけれど、アウトソースすることを考えている。」というnoteにも書いた通り、良いバランス感覚で仕事を作っていけるようにしたいです。3〜4月で新しい体制を作りたいな。

学び、辛み

今週は近内悠太さんの『世界は贈与でできている』を読みました。

かなり面白くて、色々なところで「読むべき!」と勝手に宣伝しています。経済合理性(お金による等価交換など)を追求しがちな世の中で、新たな視点を提示する一冊です。

僕自身も「贈与」という言葉を、かなり狭く過小に捉えていました。既存のビジネスに関してモヤモヤを感じていたことが、いくらか言語化してもらえたような感覚もあります。このタイミングで読めて良かったです。

まとめ

健康や平和など、当たり前のように享受している「ふつうの生活」が、国や地域によっては得難いものなんだと実感しています。

国際情勢から何が学べるのか。無力感でいっぱいですが、できること / やるべきことを考えていきたいと思います。

おまけ:「成長可能性に関する説明資料」の雑感

今週読んだ資料は、株式会社ジモティーです。

・株式会社ジモティー(2022年2月14日)

「地元の掲示板」というキャッチコピーのジモティー、営業利益は毎年10〜20%ずつ上がっていくという堅調さで成長を続けています。ただP6では「2018年からのCAGRで10%以上と堅調ではあるが物足りない成長率」と自ら業績に対して批判をしています。

今後の重点施策として挙げているのは「モノ、中古車、仕事のマッチング」のようで、特に「地域に貢献する仕事をギグワークで行いたい」と書かれている部分は、Uberやクラウドソーシング系サービスへの対抗意識を感じました。もともと顧客基盤があるところですから、モノを介してサービス利用していた方々は、するっと仕事のマッチングにも移行しやすいかなという印象です。

ただ、今のところカテゴリではモノ系の投稿の1/50と少なめです。どうしても不要なモノを交換するサービスという認知があり、新しいカテゴリを耕すのはなかなか容易ではないでしょう。それ以外に理由として考えられるのは、

・主要ターゲット40代女性のニーズとアンマッチしている
・「仕事を見つける」ためのUI / UXに最適化していない
・モノの売り買いと、仕事の受発注は「別物」と認識されている
・競合他社のサービスの方が使い勝手が良い

あたりでしょうか。

そう考えると、仕事のマッチング系よりは、高額の手数料が見込める中古車カテゴリの方が短期的には狙っていけるかもしれません。

邪推ですが、10〜20%の成長率に不満を抱えているのは株主かもしれません。ジモティー本社と創業者の加藤さんが保有している株式は18%程度。上位3社で40%程度を占めているので、どう折り合いをつけていくか。3位のプロトコーポレーションは中古車市場のサービスも展開していくため、この部分での業務提携なども予想されるかもしれません。(繰り返しですが、邪推です)

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