こつこつ|毎日noteを書くこと
2021年4月1日から続けてきた「毎日noteを書く」という試み。
ギリギリな夜もあったけれど、なんとか365日連続で更新を続けることができた。
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だからといって、「何が良かったか」と聞かれれば心許ない。
noteを書いて100万円もらえるわけでもないし、誰かに / どこかに表彰されるわけでもない。
特に文章が上手くなったわけでもない!(これは、マジ)
賢い人間であれば、きっと「noteを毎日更新する」なんて大変なことはしないだろう。
自己の内面と向き合い、社会との距離を慎重に測る。その上で、どんなテキストを紡ぐことができるか。その行為は、心を抉るような痛みや混乱を併発する。それがどんなに短い文章だったとしても。
おそらく、ウキウキと歌うように文章を書ける人なんて、いない。
いるかもしれないが、少なくとも僕は、ウキウキと歌うように文章を書くことはできない。「ああ、なんで俺はこんなに知識がないんだ、教養がないんだ」と絶望しながら文章を書いている。
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それでも「書く」ことを止めなかったのは、「書く」ことでしか表現できない事柄があったから。
「誰が読者かどうか」というのは、noteで文章を書く上ではあまり重要ではなかった。
とにかく、自分が全力を尽くすこと。笑われるかもしれないことを承知で、自分の能力を振り絞って文章を書く。
noteを書くことを通じて、ますます、僕は凡庸な人間であることを強く自覚した。自覚できたからこそ、こつこつ続けることが大切だと分かった。
非凡な人間と戦う(あえて「戦う」という言葉を使います)ためには、非凡な人間が選ばない領域&戦い方でやっていくしかない。
考えることは、絶対に放棄しない。日々ちょっとでも前に進んだという感覚を掴みたい。掴めない日の方が多いけれど、「ああ、今日はちょっと何かを閃けたかもしれないな」と思えたら幸せだ。
ということで、365日を過ぎても、僕はまだまだnoteを更新し続けます。
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いつも読んでくれて、ありがとうございます。
読んでくれる方がいるから、書くことが励みになります。
マラソンと同じように、続けるからこそ見えるものがある気がします。何の確信もないけれど、これからも一緒に旅を続けていきましょう。
* 追記 *
記事をお読みいただき、ありがとうございます。 サポートいただくのも嬉しいですが、noteを感想付きでシェアいただけるのも感激してしまいます。