堀井 悠『優秀なリーダーは、なぜ対話力を磨くのか?』著者

累計500案件の人材開発、組織開発に着手|アンドア㈱代表|プロアスリートのコーチ|スタ…

堀井 悠『優秀なリーダーは、なぜ対話力を磨くのか?』著者

累計500案件の人材開発、組織開発に着手|アンドア㈱代表|プロアスリートのコーチ|スタバ→大手学習塾→リクルート→研修会社→起業 |難しい理論をシンプルに。修羅場な空気をお祭りに。 遊び心を取り入れた研修、コーチングで「共創するチーム」づくりを支援します

マガジン

  • 指示待ちvs.意志待ち【企業組織の人財開発リアル奮闘記】

    スタートアップ経営者で現役研修講師・コーチによる、企業組織のドロドロした問題とスッキリした解決事例をとことんご紹介していきます。 あらゆる人が自分らしさを誇りに、「また明日がんばろう」と思える世の中を目指して。

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研修のプロがガチで自組織のパーパスをつくって浸透してみた

こんにちは。アンドア株式会社代表の堀井です。私たちは企業の人材・組織のご支援や、プロアスリートの能力開発を支援しています。皆さんとお会いする機会は、いわゆる「研修」が一番身近でしょう。 最近ではプライム上場企業様の【パーパス浸透】施策を数多く支援させていただいています。私自身、スターバックスやリクルートと言った独自のパーパスやDNAが浸透した企業文化を経験してきました。今ではその経験が企業のパーパス浸透施策に役立っていると感じています。 このレポートではパーパスを設定しよ

    • なぜ赤字に悩む会社が、対話型リーダー育成で黒字化できたのか

      対話型能力開発に特化したアンドア株式会社の堀井です。 ある企業の再生と30代リーダー育成の成功事例を通じて、次世代リーダー育成の重要性と具体的方法について論じたいと思います。 ある企業の再生ストーリー私は大手企業や大手関連企業の次世代リーダー育成の講師として、研修とコーチングを組み合わせた深い関わりを持つことを特徴としています。3年間支援させていただいた企業の事例を紹介いたします。 高品質なパーツの製造が売りであるA社は、数期連続で赤字を計上していました。社員の不満は多く

      • エンゲージメントは”評価面談”で高める

        多くの企業が直面している「エンゲージメント」と「評価面談」の課題について、最近の人事との対話や弊社の案件事例から情報提供していきます。 人的資本経営をスローガンで終わらせない近年、人的資本経営の重要性が叫ばれる中、従業員エンゲージメントへの注目度が高まっています。しかし、その測定と向上策については多くの企業が困難に直面しているのが現状です。 そこで私どもの結論は、エンゲージメント向上の有効な手段として「評価面談」の変革に着目するというものです。その可能性と実践方法について

        • "らしさ"を生かす評価者トレーニング最前線 〜個人と組織の成長を促す新時代の人材育成〜

          こんにちは、アンドア株式会社の堀井です。多くの企業で悩みの種となっている「評価面談」について、新しい視点からお話ししたいと思います。 「評価面談」の学び直しに最も効果的なのは10月〜12月です。なぜなら多くの企業にとって年度末となる2〜3月は、まさに「評価面談」の天王山だからです。 一方で、こんな話をよく聞きます。 この悩み、皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか? 「評価面談」の問題は多くの日本企業が抱える共通の課題です。 この問題にどう取り組むべきか、そして

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        • 指示待ちvs.意志待ち【企業組織の人財開発リアル奮闘記】
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          "決められない"憂鬱 〜リーダー"ごっこ"の成れの果て〜

          アンドア株式会社の堀井です。最近多くの組織でよく見かける、しかし誰もが口にするのを躊躇する問題について語ろうと思います。それは「決められない上司」の問題です。 ある企業の若手社員から相談を受けました。 「うちの上司が全然決断してくれないんです。いつも『もう少し様子を見よう』って言うんですよ。でも、そのたびに仕事が滞って...」 この話を聞いて、私は思わずため息をつきました。というのも、これは決して珍しい話ではないからです。むしろ、多くの日本企業で蔓延している問題だと言える

          "決められない"憂鬱 〜リーダー"ごっこ"の成れの果て〜

          若手社員フォロー研修の決定版「3つの前提+4つの原則」

          こんにちは。アンドア株式会社の堀井です。猛暑が続く8月ですが、多くの企業では年度後半に向けた準備の時期ではないでしょうか。特に人事部門の皆さまは、今年度末の階層別フォロー研修の検討を始めている頃かと思います。 採用面接ではプロの姿勢、採用してみるとお客さんの姿勢先日、ある大手企業の人事部長とお話しする機会があり、こんな言葉を耳にしました。 この悩みは、多くの企業に共通するものではないでしょうか。 この悩みの本質は、学生の採用面接を完璧に演じ切るレベルが年々高まっていること

          若手社員フォロー研修の決定版「3つの前提+4つの原則」

          二極化する人材~コロナ明け時代の人材トレンド:「みんな一緒に」育成への警鐘~

          アンドア株式会社の堀井です。私は研修講師としてこれまでに約500案件の人材・組織開発に携わってきました。研修と一言に言っても、一様なカリキュラムを提供するものや、各組織の課題を解き明かして対応するものがあります。 私たちは後者を得意としています。それゆえ、少数精鋭ではありますが「融通が効かず、効果も出ていない研修から切り替えたい」と仰る人事担当者から相談を多くいただいています。 今の若手世代(20代)と10年以上接して分かったこと 特に私のキャリアには一つの強みがあります

          二極化する人材~コロナ明け時代の人材トレンド:「みんな一緒に」育成への警鐘~

          2024年:アンドア株式会社の研修開発最前線

          新年明けましておめでとうございます。 本年も、共創による価値創造を目指して、事業ビジョンである「人とチームのリ・ブランディングで、本来の力を思いのままに」を多くの皆様と実現できるよう精進する所存です。 年賀状にかえまして、年賀コラムをお届けいたします。お時間がありましたら、どうぞご高覧くださいませ。 ■2023年の実績私たちアンドア株式会社は企業向けの研修事業を基盤に、人とチームに関する実験的な取り組みを行ってまいりました。その一つは、ボディチューン・パートナーズ様と共に

          これがOJTの基本!なぜ”待ち”や”受け身”な学習者を生むのか?

          企業研修で受講者たちと対話すると、必ず挙がる問題の一つにOJTがあります。人が人を育成するというプロセスは、どんなに科学技術が発展しても無くならない仕事であり、いつの時代も経営の根幹を成すことは確かでしょう。 しかし、OJTについて明るい話題は多くありません。むしろ「OJTをやるのが苦痛だ」「学習者が思ったように成長しない」といった声があるだけでなく、「OJTをやっていなければもっと充実した仕事ができたのかもしれない」といったマイナス意見が多く聞かれます。 OJTは苦役や重

          これがOJTの基本!なぜ”待ち”や”受け身”な学習者を生むのか?

          判断軸と判断基準

          「部下が聞きに来ない」は誰の問題?1on1研修、OJT研修などを担当すると、多くの受講者からあがる質問があります。それは、 です。 受講者は講師である私にあることを期待して聞いてきます。 その期待とは、 というもの。確かにこういう居酒屋の愚痴のような回答がウケたこともありました。(若手の皆さんごめんなさい) ところが、最近お答えするのが、 判断軸を伝えていますか? 判断基準を部下と擦り合わせていますか? オブラートに包まずにいうと、 「部下の問題ではなく、上司の

          自律を生み出す目標管理の基本

          人材開発トレーナーの堀井です。私は企業向け研修の講師であり、研修会社の代表をしています。 夏休みの重要なイベントの一つは、計画的に宿題を行うことでしょう。受験生の方は天王山とも表現されるように、自ら目標を立てて時間をマネジメントすることが求められます。 さて、試練に直面するお子さんも出てくるでしょう。(私は毎年のように以下の試練に直面しました) 永遠に続くかと思った蝉の声。しかし、以下の叫びは突然やってきます。 「こんなはずじゃなかったのに」 この叫びを分解すると、以下

          伸びる目的/詰まる目的 〜大人にも通ずる「やらされ感」の正体とは〜

          ニュース:アンドア株式会社の近況HRカンファレンスに初出展 日本の人事部さんが主催する、2023年秋HRカンファレンスに弊社として初めて出展することにしました! 弊社が掲げる「キャリアにこそブランディングを」というメッセージに共感をいただいた素敵なゲストお二方と一緒に、リスキリングの再現性向上について、皆さんとディスカッションできることを楽しみにしております。 (ゲスト予告) ・元大手広告代理店にお勤めで、経営コンサルテーション、キャリア開発のスペシャリスト ・自らの手でキ

          伸びる目的/詰まる目的 〜大人にも通ずる「やらされ感」の正体とは〜

          時短1on1で気持ちと行動を切り替える

          こんにちは。アンドア株式会社の堀井です。 コーチ、研修講師として1on1を生業としています。 アスリートのパフォーマンス向上や次世代マネジャー教育を中心に、コーチングスキルを使って気持ちと行動を切り替えることが醍醐味です。 そんな私もマネジャーになりたての時や、コーチングを本格的に学び始めた時は、1on1について悩んできました。 一言で言うと、 だったと思います。 経験を重ねると無駄な力が抜けるというか、メリハリがわかるようになります。 今回は、私のコーチング実践ス

          人とチームをリ・ブランディングする

          こんにちは。アンドア株式会社の堀井です。 早いもので4月末日をもって法人設立後の第1期を無事に終えることができました。お取引先様、協業いただいたすべての方に感謝申し上げます。 同時に、1年間考え続けていたことがあります。それは、 という問いです。 「研修講師」というのは概要に過ぎません。起業して1年間は、あらゆる媒体や場面で、自分がどんな研修講師で、何が強みなのかを書く必要性に迫られました。 一方で、毎回書く内容が違うことに悩みました。そこにプロとしてスタンスが確立して

          仕事のスタンス22ワード:4月のand,orなう

          こんにちは。アンドア株式会社の堀井です。 人材育成の会社の代表をやっています。 さて、3月は宮崎に行ってまいりました。 弊社が応援している、宮崎サンシャインズの開幕戦を観るためです。 結果は相手チームに圧倒されましたが、選手たちの最後まであきらめない姿勢や、守備でも1アウトごとに大きな声援を送る温かいファンの存在に心が熱くなりました。 驚いたのは、太陽の光量?と言うんでしょうか。とにかく明るい!! そのせいか、木や花がたくましい!! 自然に触れてエネルギーをもらえる、と

          戦略が蛸壺化する組織とは:3月のand-orなう

          ■雑談:海デビューしましたこんにちは。アンドア株式会社の堀井です。 企業向けの研修講師とアスリートのパーソナルコーチングを仕事にしています。 先日、神奈川県は三浦半島の佐島にて、ヨットのセーリングを行ってきました。 すごいのは私じゃなくて、インストラクターと写真を撮った人ですからねw ヨットとは、エンジンを切っても自由自在に進む、究極にエコな移動手段です。そして、その航海にはチームワークが不可欠。 机上のチームワークなんかじゃなく、本当にチームワークを発揮しなければ安