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【コラム】転職関連の本について

こんにちは。hopiです。

今回は、コラム書かせて頂きます。

転職本についてお話させて頂ければと思います。

転職本って実際どうなの?

私は転職活動するにあたり、転職活動期間も含めて、
転職関係の本(転職指南本、転職マニュアル本、キャリア構築の本等)は、
読み漁ってきました。めっちゃ読みました。

本を書けるほどの、転職やキャリアのプロが書いているわけですから、
とても参考になります。
転職活動を終えて、やっぱりそれらの内容はとても参考になりましたし、
芯を食っている内容だと思います。

ですので、これから転職活動する方々には、
私は、「転職関連の本は、是非読んだ方が良い!」とお勧めします。

ただしですね、
転職は、これらの転職関係の本が、
転職における全てのことを指南してくれているわけではなく、
全て前へ進むというわけではありません。

私は、『転職活動ストーリー』の中でも、お伝えしてきていますが、
「転職活動をすること」と、「転職を決断すること」には、
雲泥の差があると思っています。


私を最後の最後まで悩ませたのは、この「転職を決断する」ことでした。

転職関連の本は、
「転職した方が良いですよ。」とか、
「転職にはこんなメリットがありますよ。」とか、
「転職は誰もができます。」とか、
「こういう方法が転職上手くいきます。」とか、
そういうことは沢山教えてくれます。

ですが、「転職を決断する」かどうか悩むところまで来ると、
転職した方が良いことは、本人はよく分かっているんです


でも、その踏ん切りがつかないから、頭を悩ませるのです。

その「最後の決断のボタンを押す」ことまでは、
転職関連の本は教えてくれません。

なぜなら、人それぞれ価値観が異なりますし、
最後の最後は、その本人の覚悟や意思決定に任せるしかないからです。


私の背中を押してくれた意外な一冊

私は転職するかどうか悩んでいた時に、
多くの人に相談することによって、自分の気持ちを確かめてきました。

その中で、大学院のクラスメイトの1人に相談したときに、
とある本を紹介してもらいました。

そして、この本が、
私の「最後の決断のボタンを押す」ことを後押しをしてくれました。

ですので、折角なので、その本を紹介したいなと思います。
(決して、回し者ではありません笑)

これです!

はい、「競争闘争理論」です!

そこの皆さん、「えっ、サッカーの本?」と思われたと思いますが、
そうです、サッカーの本です!笑

どんな本なのか簡単に説明しますと、
「日本はなぜサッカーが強くならないのか?
それはサッカーの考え方が、他国と比較し、根本的に異なるからだ。」
という内容です。

この本の中から、以下の通り、いくつか抜粋します。

・「サッカーに正解は存在しない」とはよく言われる主張である。
 あまりにも複雑な要素が絡み合っているゲームであるし、
 相手プレイヤーからの妨害を受ける可能性があり、それゆえ同じ場面は
 一向にやってこない。だから人々は「正解がない」と言う。
 しかし私は、「サッカーに"正解はある"が、(過去に遡ることでしか)
 "正解が分からない"」という表現の方が本質を突いてるように思う。

・仮に「正しい技術」というものが存在したところで、それを発揮すること
 はあくまで一つの要素に過ぎず、目的に対して影響を与え合うという
 「闘争」ゲームに勝利するための条件は、それだけで満たすことは
 できない。サッカーにおける「正しい」を議論する時、本来、
 目的を達成した場合に、それが"正しかった"ということしかできない。

・「正解を選択(実行)していく」のが「競争」であるのに対して、
 「選択(実行)を正解にしていく」のがサッカーである。

出典:競争闘争理論 サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか?
(footballista) 河内一馬 (著)より抜粋

そのクラスメイトが何を言いたかったのかというと、
「「選択(実行)を正解にしていく」ということは、
転職活動やキャリアにも同じようなことが言えるのでは。
誰もが「正解を選択」しようとするのが普通だが、逆の発想もあるのでは。」と。

私、その時、まさしくそう思いました。
正解なんて分からないのに、
なんか、最初から正解を求めていたんじゃないかと。
選択を正解にしていけばいいと。

また、日本人が、これから世界と戦っていくには、
この点が重要であるのかもと感じました。
商社で働いてきた人間としては尚更感じました。


ということで、
これが私に「転職を決断する」ということを助けてくれた本です。

気になった方はご参考ください!
もちろんサッカーの本なので、サッカー好きにもとてもおススメです。
内容はとても濃いと思います。


今回はここまでです。
読んで頂きありがとうございます^^

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