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雑学として、心理学を噛んでも

小手先の心理学を用いて、仲良くなりたいとか
「試されている」
複雑な気分に陥る

向かいに座る、相手の右側に目線をやった
相手の背後にある、貼り紙が落ちて
エアコンの風で貼り紙が動く

「いつ、貼り紙のことを言おうか」迷っていると
相手から「今、嘘ついたでしょう?」
嘘はついてないけど、空返事だった

相手の知らない、相手の良さを指摘すると
好感度が上がるらしい

多分、それは
相手が少しでも内面で感じていることを
褒めてくれるので
「アタシを分かってくれている」になるのだと思う

「ももまろさんは適応能力が高いですね」言われ
思わず、誰のことですか?と聞き返した

集会があってもドアの近くに座り
目立たないように息を潜めている

頭の中は「早く帰りたい」
帰りにどこへ寄ろうか、現実逃避が始まる
プリントの隅に、イラストを描いて気を紛らす

適応能力も回避能力も、ほぼナイ

無闇に肩を叩いてきたり、腕を掴んだり
私物をベタベタ触られると癇癪を起こしそうになる
奥歯を噛み締めるので、頭痛がしてくる

雑学として、心理学を噛んでも
あからさまに使われると、好かれるどころか
デリカシーの欠如になってしまう

心理学を使わなきゃ、仲良くなれないなら
無理しなくていいのに
ある意味、他人へ加害者感情を背負わせている