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実生活に役立たない無駄な才能

自分の持つ、天性はなんだろうと並べる

わたしは自分をオッサンキラーだと思う
そして現在、わたしは中年
オッサン=同年代になり
天性はここから発揮するんだろうな…高い壁だな

仕事をしていて、お客様との交渉では
商談事後「ももちゃん天才」と
ガッツポーズを決めていたくらい
オッサン相手は強かった

「コロナ明けに店を持たないか」
クラブのママになる話を2回ほど持ち込まれ
どちらも丁重に断った

何の用事もないのに、わたしと話したいなど
雑談要員になることは数多で
メソポタミア文明やトランプ大統領のこと
なんなら古事記を振られても
どの話も面白いな、ずっと聞いていられた

知識や話術も不要、動くことも要らない

何かでお怒りのお客様を諌めるのが上手く
社長からも「天才」の二文字をいただいたが
プライベートは
本来わたしには煽り癖があるので
諌めるどころか怒りの火の玉ボールを直球で受けた

なぜ、上手いのか

深掘りしていくと
まずは「これはお金が発生する」
従業員として給料をもらう以上
アンガーマネジメントなんかしなくても
感情のコントロールが無意識にできた

あとは、線引きができる

お客様であろうと、大体のおじさまは既婚者
奥様や会社に退屈している心理が読めて
言葉だけで、疑似恋愛する気持ちまで持ち込めた

僅かな恋愛ごっこで非日常を味わい
面倒くさい離婚をせず、新鮮な気分になりたい
本命は奥様、遊べるだけのお金はない

これらを熟知しているから
相手がどんなお客様であれ
ギリギリの一歩手前まで、たらしこめる
そして、商品にオプションをつけさせる

いつ・どこだったか、レオ氏が様子を見て
「本当に怖いから、やめてくれ」
歴代の彼氏からも約束させられたほど
わたしが手を下さなくとも
おじさまが喜ぶ姿に危機感を覚えていた

無駄な才能だと思うし、実生活に役立たない
プライベートでは腑抜け
非モテ代表選手=ももまろ

トラブルメーカーになりたくないので
仕事と私生活のシーソーは
丁度いいバランスを取っているのかもしれない

好きな人にしか、寂しいって困らせないから
この軸だけはブレずにいる