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「あらら、大丈夫でちゅか」

先日、友達と話して
ネタは、『お話にならない人』

あくまでも、実社会でのこと

相手は頭ごなしに、わたしを否定し
話の論点が変化する現象

例えば、童話『白雪姫』を話題にしていたとする

「白雪姫は、毒リンゴを食べたんだよね」まで話し
相手は攻撃的に
「毒リンゴという品種はない」と言い出す
誰もリンゴの品種を話題にしてないのに
唐突な、否定

「うん、毒リンゴは継母が用意した
毒を仕込んだリンゴだもんね」
会話を本筋に戻すため、一度は相手へ同意する
ところが

「いや、だからさ、毒リンゴはないんだよ!」
また、毒リンゴに食いつき攻撃してくる
「うん、知ってるよ」ここで肯定しても
相手は全力で、わたしを否定してくる

一体、何の話をしていたのか分からなくなる

これが、彼岸花やトリカブト等の毒草についてなら
毒リンゴと挙げたわたしがズレている
でも、本題は白雪姫で
相手はムキになって、わたしを言い負かそうとする

相手はリンゴの知識があるのかと思えば、無く
意味不明なワードを続々と出してきて
懸命にわたしを否定し、見下してくる
「知識が豊富なんですね」褒めてみても、逆効果

真に受けるだけ無駄なので、相槌を打っていると
終いには「ももまろが悪い」
アクロバット批難

相手のわたしへの見下し発言は加速する
適度なところで、話題を切り上げる

何か辛いことがあったのか、ちょっと心配になる
「どうしたの?」尋ねると
相手に良心があったら恥ずかしいだろうから

きっと互いの心中は
「あらら、大丈夫でちゅか」

分かり合えないなら、傷つけ合わない
内心を吐露しなくても、どこかで赦しあえたら…

相手も、わたしみたいなバカに疲れたと思ってそう
おあいこだな