書きながら矛盾を感じていた
わたしは副業で恋愛コラムを書いていた
周囲を観察し、ネットもリサーチ
Googleさんが厳しいので被らないよう用心
結局は凡庸なものしか書けなかった
展開するサイトがサイトなので、恋愛指南が多く
「モテる男性とは」「好かれる女性とは」
見た目が大事と清潔感、和ませる明るさ等を並べる
書きながら、いつも思っていた
「ただの取っ掛かりだけでモテやしない」って
モテるにしろ、選ばれるにしろ
最後はお金ではなくフィーリング、元も子もない
どれだけ相手の懐に入れるかは
訓練や練習の成果ではなく、才能に近いと思う
不思議なもので
人により、フィーリングを合わせられる人がいる
気質自体が一酸化炭素のような、クセが強い人でも
人格が、巧い整体師かの如くツボを知っている
殺人鬼が魅力的で獄中結婚が絶えないのは
見た目や罪状ではなく、ターゲット層を絞っている
ネット検索しなくとも、ターゲットを絞り光る
年齢層から割り出した自身のデータがあると感じる
相手と身近になる、相手のツボを押す
これは練習の成果じゃない
両親がモテた人の子がモテやすいのは
遺伝子ではなく、親の背中を見てきているので
自然と体得してきたのではないかと分析している
クリスマス前に、悲報を書いてしまった
ここまで分析しても、わたしはモテない
恋愛ポテンシャルが皆無ということ