見出し画像

文才・文章力って知らんがな

文才、文章力の有無については多数の意見があり
書籍やネットを読んだ感想から
決定打を見つけるのが難問で
今日もわたしの主観になる

読み手の好みに合うか、否かの要素は大きい

「読みやすい文章」は、文才・文章力があるという
わたしが小学生の頃、片っ端から読んだ
ミステリー作家は、確かに読みやすいが
説明が多いのと、心になにも残らなかった

「語彙が豊富」だと、文才・文章力があるという
昔は左寄りで現在は右寄りの政治評論家の著書は
月刊誌も含めて、noteの誰よりも読んだ自負がある

率直な感想は「暗号かよ」

触れたことのない語彙も含めて、辞書を引きながら
言葉の勉強にはなったが
語彙のチョイスにセンスがないので
こちらが噛み砕かないと
一回読んだだけでは、言いたいことが伝わらない

『ドグラマグラ』がマシだった

「三点リーダーばかりで、なんだこりゃ」とか
出版すればする程、まどろっこしい文章
人気って、出版社の宣伝と肩書きで保っている

読み手も「自分には理解できる」から
ファンである自分に、酔っている部分がある

文才・文章力の有無は
最後をどう落とし込むかにあると思う

村上春樹は、気取っているが表現力が高い
森茉莉は、書き散らしているが格好をつけない
京極夏彦が好きな人は、中毒になっていそう

上手いの定評が高い東野圭吾や三島由紀夫、志賀直哉、開高健、星新一、筒井康隆などを読んでみても
どの作家も最後は巧くまとまっている
これは、寺田寅彦や夏目漱石などもそう

蛇足として、ラノベを目指す人達に
「これはちょっと」と思うのが
① 登場人物がやたら多い ② 人物設定がベタ
③ キラキラネーム ④ 序盤の設定説明が長い
⑤ 24時間テレビじゃないんだから
無理なフラグや感動は不要です

わたしの場合は、1円もお金は戴かないので
文章力の向上は廃棄した
人の評価はどうでもいいんだよ
「文才・文章力は知らんがな」で、好きな事を書く

わたしが楽しいから、それでいい