見出し画像

誤診じゃないの?と思っている

友達はADHDで、現在も投薬治療を続けており
薬の副作用がキツいと愚痴を言う

わたしから彼女を見ると、完璧主義で
いつ部屋に行っても掃除はもちろん整理整頓
生活動線に沿った物の配置、とても綺麗

スケジュール管理は、ノート型手帳
iPhone、iPadを用いる
遅刻はまず学生時代から真面目で皆無だった

「またジャージ忘れたんだ」と思っても
それはわたしが部室に置いて帰るからで
友達はバッグを複数に分けて、持ち帰る

落ち着きがない、どころか岩のように動かない
華奢な身体から貫禄が見られる

友達の何がどうおかしいのか、本人に聞いた

「人からSuica忘れが多いと言われた」
はあ? これだけの理由?

「携帯のSuicaあるやん」
「うん、どっちも使えるんだけど…」
「他の忘れ物は? 納期とかは?」
「会社に置いて帰るし、普通、納期厳守じゃね?」

友達は小中高生の成績表を医者に提出し
そこにはADHDの特徴は書いてなかったものの
医者は薬価の高い薬を処方した

完璧主義がゆえ、言葉に傷ついたのだろう
友達がADHDなら、緩い性格はどうなるのか
というより、個性は病気なのか

個性に病名がつけられる時代
病名じゃないのに、免罪符にする時代
政治思想は語らないとして

風の時代とは、情報過多の中
情報は取捨選択
動機によっては
陸にいる人を海に突き落とす行為かと思った