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今日を生き抜いたら、それで充分

生きるのは、事なかれ主義でいい

生き下手がいる
文字通り、生きるのが下手で
自分でも分かっているから、自己嫌悪

児童から学生、社会人
『公』にいるわたしは、要領が良いと言われ
ときにズルいと揶揄された

わたしが無能なので、周りは助けてくれ
ズルいというより、無条件に善意を享受していた
他人からの親切を選ぶほど偉くない

『私』は欠陥人間で、ギャップ萌えと言い難い

幼なじみの、まおちゃんとぴいさんも
前職、わたしの職場へ館内見学に来た折
「変わり身の術」かと笑っていたほど
公と私に差がある

自己分析したおり、ローカルルールの範囲が狭く
規則が細かいほど生きやすかった

社則なら社則を読み込み、その通りにして
自分のこだわりさえなければ
自分勝手がほぼないので、責任が少ない

悪いのは、いつもトップダウンのせいにして
学校や会社が言うなら仕方ないと
柔軟な対応ができた

ところが『私』は、法規に合わせる
すると、広義の常識と個人の尊厳重視で無骨になり不器用が増える

仕事ほどの緊張感がなし、わたしは頭が悪い
とりあえず銀行からの引き落とし日を記憶して
あとは、悩むだけ悩んだら無責任に放り投げる
指を詰めたら、指が足りないわ

生き上手は、協調性も含めた
事なかれ主義なんだと思う
体さえ整えておけば、できる範囲が広い
見捨てる自由を持っている

自己を振り返ると
「これでいいのかな」と疑問視するかもしれない

しかし、どうかそのままでいてください
誰かに軽蔑されても、生き方は上手い
嫉妬されるのは、素敵だからだよ

生き上手、生き下手
どちらも懸命に生きているのは変わりない
どう生きても、メリットやデメリットは発生する

総じて、毎日きちんと生きて行くこと
丁寧じゃなくても、命を粗末にしないこと
反省するときがあっても、今日を生きたこと
大切じゃないのかな、なんてね