断捨離と１００年の恋が冷めるとき

秋に突入するせいか、断捨離した記事を見かける

これまで二人ほど、ゴミ屋敷彼氏と付き合った
性格も良く、清潔感があってオシャレ
話が面白かったので、部屋に行って戸惑った

玄関のどこで靴を脱ぐの？置くの？
ドアの外で靴を脱ぎ、靴の上で体勢を整え
スカートは太ももまでめくって、三和土を跨ぐ

「色っぽいね〜誘ってる？」のセリフで萎える
台所の通路から６畳ぐらいの部屋まで
どこを踏めばいいんだか

「その上を踏んでもいいよ、遠慮なく」
物の上を踏むなど、わたしの道徳が許さない
だけど踏まなきゃ、つま先立ちのまま動けない

水たまりの中をソロリと歩く形で
なるべく踏まないように大股びらきで進入する
涙と鼻水が出るのは、アレルギー反応
イケメンぐらいで泣かないよ

敷居の上で申し訳ないけど、立てる場所はココだけ
座れる場所はベッドしかないと気づき
泥棒だってこんなに散らかさない

スカートをめくったままだから
簡単に手を入れられたり、脱がされそうになった
身体は正直なもので
脚や腕などが痒くなってきて、くしゃみが出る

こういう時こそ「体調不良」と印籠を出す

１００年の恋が冷めるって
ゴミ屋敷が理由で別れたなんて

人を繋ぎ止めるスキルに「掃除」もあるんだなって
スピリチュアル的には無関係だけど、断捨離
こんなところに効果が出ます