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優しいとお人好しの違い

ネコ探しは、途中でわたしが熱を出し
参加できない代わりにキャットフードを差し入れして、わたしの罪悪感を消した

わたしは自己チューで、自己保身で生きている
そんなわたしを優しいと評価されると否定する
そこには誤解されないよう、謙遜はない

献身的ではないので、平気で刀を抜く
なので「冷たい」と言われる

自分のキャパシティ以上のことは、しない
できないことは、できないもん
優しさは、天気と同じで移ろいやすく脆い
絶対と約束できないし、したくない

たまに、優しくされて当然だと思う人に会う

観察していると、貰うことだけ考えて
与えることは抜けている
勝手に期待し、勝手に見積もり、勝手に決定し
相手ができないと、裏切りや失望したとか

こういう人は、自分のことも優しいと自己紹介する
わたしは内心、思う
「ああ、それで騙されるんですね」って

して貰うことばかりだと、他からは見抜かれて
棚から牡丹餅で「特別な」待遇を与えられる
疑いもせず、手放しで喜び
こうやってカモにされている

優しい人と信じて、胡散臭い金利に惹かれて投資し
大金を巻き上げられている
「それ、何回目ですか?」

普段から与える優しさを大切にしていれば
些細な出来事に感銘を受けたり
「ありがとう」のひと言へ感謝していたりで
関係性が薄い人からの「特別」を疑う

優しい人とお人好しの違いは、これにある気がする
あくまでも、わたしの主観で

ネコを探していた人は、日頃から気配りの人で
ネコ探し2日目は、猫飼いが何人か集まり捜索した
こういう時はお互い様だもんな

お陰様でネコは無事に見つかり
昨日は飼い主さんからお礼と食事に誘ってもらった
かたじけないと思いながら、享受した