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誰かを癒すには至らずいる

比較は苦手だけど、あえて比べるなら
わたしは女という括りでは、最底辺に位置する

以下、大きな主語で書き散らす

一般的に風俗嬢は、偏見に晒されるが
彼女達が男を癒す、依存に似た拠り所になる

男は女を守るのに虚勢を張り、自分に嘘をついて
お金がないのに、ご飯をご馳走し
プレゼントを買わざるを得ない

優れてないのに、泣きたいのに、辛いのに
弱い面を見せずに、優秀なふりをする

そうまでしないと、付き合うとか結婚するとか
偽りの自分しか愛してもらえないんだと思う

男は弱さがあると、女に相手にされない現実

結婚していても、風俗を利用するとは
結局のところ
いつもお米を食べるから、たまにはパンが食べたい合法的な浮気より
自分の鎧を脱いで、素で居られる場所なんだと思う

女がエステやアロマテラピーで癒されて
女性スタッフの前で、素直さを出すように
非日常の空間と優しい言葉とダメな自分を
受容してくれる場所

性的満足感より、精神的充足感を求めて
行くのではないかと分析している

わたしは、男性に偽りのない欠陥があっても
「そっか〜」と相手を受け入れていたつもりに
なっていただけで
全然、誰かを癒すには至らずいる

男性は妙に自信をつけて、居なくなる

わたしは風俗嬢のように、対価を戴かない
独りよがりにならないよう
本人に文句を言ったことはなく
自分が好きでやっているのだからいいのだけど

「きみがバラのために費やした時間の分だけ
バラはきみにとって大事なんだ」
バラはバラでしかなく、やっぱり棘がある
バラは世話されたい人を選んでいる

全然、誰かを癒すには至らずいる