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【童話】chatGPT風に書いてみた

ももまろが、note村を散歩していると
「助けてくれ!」
手足を縛られた893がももまろへ助けを求めました

ももまろは、893と目を合わせないよう無視すると
「俺はマジで死にそうなんだ、助けてくれ」
「イヤです」

「893はな、義理人情なんだ
恩義を仇で返すようなことはしない
絶対だ!だから、助けてくれ」

ももまろは辺りを見渡すと、指や歯を駆使し
893を縛ったガムテープを解いてやりました

解放された893は、ほくそ笑み
「バカだな、お前」
ももまろが下げていたバッグを奪おうとします

「約束が違うじゃない」
893と、ももまろはバッグの紐で綱引きです
「このウソつき野郎!」

893は口を尖らせ
「世の中はウソをついても世渡りさえできれば
いいんじゃい、ゴルァァァ!」

「そんな…正直者がバカを見るなんて」
狼狽えるももまろは、893を睨みつけます
「こんな理不尽なことはない」

893は平然と
世情は理不尽でできていると宣います

犬を散歩している老婆が通りかかりました
「おばあさん、私を助けてください」
お願いする、ももまろに老婆は無視します
それでも叫ぶももまろへ、老婆は
「アンタが893と関わったのが悪い」

893に蹴り飛ばされる様子を見ていた中学生が
「まさに893の言う通りですね
世の中は理不尽なんですよ」

中学生は
「必ずしも善意は優しさで返らないものです
小さな子どもが迷子になっても
声掛けしないのが、そうだと思います
親切にして、痴漢呼ばわりされるのは困ります
でも、それは、おばちゃん達の世代が築いた
価値観ですよね?自業自得です」

893は
「ほら見ろ
この世界には、公正や公平なんかない
あるとしたら、胡散臭いカルト宗教の勧誘さ」

ももまろは諦めず、力を振り絞り声を上げると
袈裟を身につけた住職が駆け寄りました

「お姉さん、大丈夫ですか」
ももまろは
「大丈夫ではありません
住職、お尋ねします
世の中はウソをついても世渡りさえできれば
いいんですか?
それではあまりにも理不尽です」

住職は
「この世は平等で公平です
生あるものはやがて死を迎えます
勤勉な者は報われます」

893は
「クソ坊主、あっちに行ってな」威嚇します

「こらこら、荒くれ者よ
あなたの頭に乗るヅラがズレていますよ」
893が慌てて頭に両手を乗せた瞬間
住職は、ももまろの右腕を握り、走り出しました

「ちょ、クソ坊主!クソババア!」
893は二人の後を追ってきます

向こうから、先程の中学生が警察官を連れ
ももまろを助けに来ました

警察官は893に銃口を向けました
1発目が発射されたとき
住職はおもむろに、ももまろの腕を離すと
893の前に立ちはばかり

893と住職は拳銃で撃たれて死んでしまいました

ももまろは、ハッと気づきます
世の中は世渡りさえできればいい、理不尽なもの
正直者はバカを見る
公平、公正、平等なんてない

人生は不平等で、誰にとっても理不尽
だからこそ、本当に公平なのだと