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著…アナ・マトロニック 訳…片山美佳子『ロボットの歴史を作ったロボット100』

 こんばんは。

 ロボット好きの方におすすめの本をご紹介します。

 筋金入りのロボットマニアを自称する著者の熱〜いロボット愛がこもった本です。

 この本の前半を占める「空想のロボットたち」の中に、『インターステラー』のTARSとCASE、『A.I.』のデイビッドとテディとジゴロ・ジョー、『鉄腕アトム』のアトム、『ブレードランナー』のレプリカント、『アンドリューNDR114』のアンドリューといったロボットたちが沢山紹介されていて、わたしはとても嬉しくなりました。
 また映画を観返したくなりますね。

 もしも今後著者がこの本を改訂または続編を作る機会があったら、ドラえもん、『天空の城ラピュタ』のロボット、ガンダム、エヴァンゲリオン、『バイオハザード』のレッドクイーン、『ふしぎの海のナディア』のネオ皇帝、『ロボジー』のニュー潮風も入れて欲しいです!
 …え? 厳密にはロボットとは呼べないものも入ってるぞ、って?
 理由はちゃんとあります。
 それはわたしが彼らのことが好きだからです!
 いっそわたしも本を書きたいくらい。

 この本の後半を占める「現実ロボットたち」の中では、ASIMO、手術支援ロボットダヴィンチ、初期AIBO、Nao、ルンバなどが紹介されています。

 初期AIBOと言えば、ソニーが生産及び修理サポートを終了した際のことが思い出されます。
 「ペットを飼いたいけれど、ペットロスが辛いから本物の生き物は飼えない…という理由でAIBOを飼い始めた人たちが沢山いただろうに。その人たちはまたしてもペットロスを味わうのか…」とわたしも勝手ながら心配した覚えがあります。
 その後、AIBOの飼い主たちが大事なAIBOを治療してくれる医者(技術者)を探したり、部品を交換し合ったりして、AIBOを長生きさせようと頑張っているのを知りました。
 新型AIBOが発売されてからもしばらく経ちますが、是非ソニーには修理サポートの継続をお願いしたいです。

 機械だけど機械じゃないので。

 さて、この本についての話に戻ります。
 わたしは特に、P186〜187で紹介されているナノロボットの開発に期待を膨らませています。
 ナノロボットが医療に用いられる時代に、早く到来して欲しいです。
 そうすれば現代ではまだ治療出来ない病気や怪我を治せる日が来るかも…。

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