著…タゴール 訳…山室静『タゴール詩集』
こんばんは。
わたしはインドの方の詩集を読むのは初めてなのですが、
という一節が特にグッときました。
ああ、人生ってこうだよな…どの国に生きる人も同じなのだなぁ…と。
目指したはずの道を見失い、どうすればその道に戻れるのか分からない。
或いは、その道へと続く新たな道をどうすれば切り拓けるのかさえ分からぬまま、さまよう。
そうやって、歩いたり、立ち止まったり、迷ったりしているうちに、いつか必ず人生に終わりは来ます。
人生の終わりが来た時に、「自分は予想もしなかった道を歩んで思いがけないものを得たな」と笑って人生を終えるのか?
それとも、「迷ってばかりで望んだものはちっとも得られなかった」という失意のまま逝くのか…?
この一節をどう解釈するかは読み手次第だと思いますが、わたしは出来る限り前者になりたいなと思います。
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