マティアス・ハーネー監督『ロンドンゾンビ紀行』

　老人ホームのおじいちゃんたちとおばあちゃんたちがゾンビと勇ましく戦う映画。

ロンドンゾンビ紀行(字幕版)

　※注意
　結末までは明かしませんが、以下のレビューには一部ネタバレを含みます。

　孫たちも出てくるけれど、なんと言ってもおじいちゃんたちとおばあちゃんたちが凄い！

　歩行器を必死に使って命からがら逃げ、みんなで老人ホームに閉じこもって、ゾンビに怯えていたのに…。

　孫が大量の銃を持って来てくれた途端。

　おじいちゃんたちとおばあちゃんたちが超変身を遂げます！

　もしこの作品が映画ではなくゲームなら、

　「おじいちゃんたちよ アーノルド・シュワルツェネッガーに 変身 するとは なにごとだ」

　「おばあちゃんたちよ ミラ・ジョヴォヴィッチに 変身 するとは なにごとだ」

　といったメッセージがテレビ画面に表示されそうです！

　もしわたしがこのたちとおばあちゃんたちの孫なら、

　「ちょっ…そんなに無駄撃ちしたらすぐ弾が無くなるから！ 節約してよ！スコップとかチェンソーとかで戦ってよ！」

　と止めちゃいそうですが。

　でもそんなの、おじいちゃんたちとおばあちゃんたちには関係ねえ！！

　撃ちまくる撃ちまくる。

　撃った時の反動で体のどこかしらが脱臼してしまいそうなものなのに。

　ピンピンしてる！

　あれですか？

　このおじいちゃんたちとおばあちゃんたちの体はターミネーター製か何かですか？

　つ、強い…。

　おじいちゃんたちとおばあちゃんたちの無双シーンばかり、ついリピートして観てしまう…！