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作…マイケル・ボンド 画…べギー・フォートナム 訳…松岡享子『くまのパディントン』

 読むと無性にママレードが食べたくなる!

 そんなパディントンシリーズ第1作目。

 ちっちゃくって、若くて、おっちょこちょいで、でも礼儀正しい。

 ママレード好きのクマ・パディントンが愛らしくって堪りません。

 パディントンを見守る周りの人たちも、大抵いい人ばかり。

 いくら小さいクマとは言え、クマが百貨店に行ったり、芝居見物に行ったりするのを受け入れてくれるのだから、なんてほんわかあたたかい世界なのでしょう…。

 この本を読んでいると、人やパディントンのぬくもりが伝わってくる気がして、心が和みます。

 わたしの近所にもパディントンが住んでいたらいいのに!

 ママレードをあげたい…。

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