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著…平山雅康『中学3年分の数学が面白いほど解ける65のルール』

 先に解説を読んでから例題を解き、ポイントをばっちり押さえてから練習問題を解くという流れの本。

 だから、数学の授業から離れてから随分経ち、基礎を忘れてしまった大人も、問題をスイスイ解けて達成感を得られます。

 因数分解、二次方程式、食塩水の文章問題、二次関数、順列、確率…。

 これらを中学校の教室で解いていたあの頃が懐かしい〜。

 わたしは中学生当時勉強について行くのが精一杯でしたが、例えば乗法の公式を利用すれば203×197といった計算も電卓無しでパッと「39991」と答えを出せるとか、10本中3本当たるくじが入っている箱がある時先に引いても後で引いても当たりを引く確率は変わらない…などなど、仕組みが分かると何だか頭がスッキリしますね。

 数学の楽しさを、大人になった今、改めてこの本に気づかせてもらいました。



 〈こういう方におすすめ〉
 数学に苦手意識があり、中学の数学を復習したい方。

 〈読書所要時間の目安〉
 3時間くらい。

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