著…篠田桃紅『人生は一本の線』
人の手が描く線って味わい深いですよね。
著者はこう述べています、
と。
美しい言葉ですよね。
背筋がぴんと伸びます。
人生がどうなるかは誰にも分かりません。
だから、人生という名の線は、まっすぐ引いているつもりでも、微かに揺らいでしまうでしょう。
途中で大きく曲がることもあるでしょう。
本人も予想していなかった方向へ線をどんどん引いていくこともあるでしょう。
ピタッと筆が止まって、一ミリも動けない時もあるでしょう。
自分の引いてきた線がどんなものだとしても、それはまさに自分のすがた。
他の誰にも引けない、たった一つの線。
そんな風に想像すると、うまく言葉に出来ないのですが、胸を熱くするものがあります。
「どんな線が良い」とか「どんな線は悪い」とか思わずに、どんな線も愛しんで、そして慈しんでいきたいですね。
〈こういう方におすすめ〉
人生について考えたい方。
〈読書所要時間の目安〉
30分くらい。
いつもスキ・フォロー・コメント・サポートをありがとうございます😄 とても嬉しくて、記事投稿の励みになっています✨ 皆さまから頂いた貴重なサポートは、本の購入費用に充てさせていただいています📖