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本のこと。…児童書編

夢は図書館の本をぜーんぶ読むことでした。こんにちはりちゃんでございます。

実際作者名「あ」から読み漁ってた時もあったくらい笑。それはそれはワクワクしたもので。

今でも本屋さんとか行くと読みたい本が沢山見つかりすぎて目移りしすぎて混乱してくる。ああ、全部読めないなんて…と謎に落ち込むことすらある。どんどんどんどん、新しい本が発売されていくことに焦りを感じてみたり。


さてさて。

今回はお気に入りの児童書をご紹介。
なんかもう、ここ、思い出を語る場所みたいになってるし、そう望んで作ったから大満足。


児童書。いっぱいいっぱい読んできたのでお気に入りも、いっぱいいっぱいあります。


地元の図書室や、学校の図書室で借りて読むことがほとんどだったので、年1回「たくさん読んだで賞」として毎年表彰状を頂いていたくらい。年に200冊以上読んでいた。

児童書って本当にいいよね…。


私の場合、たくさんの情景描写があると一応想像しては見るんだけれどイマイチイメージが繋がらなかったり、後々私のイメージと作者の作った世界との相違がでてきたり…そうするとちょっと混乱してしまう。

だから挿絵が沢山あるのってだいだいだいすき。大人になると、読書の幅は一般小説に徐々に広がっていくけれどたまにある挿絵が入る小説を私は愛しておる。

挿絵がふんだんに世界観を教えてくれる
児童書素晴らしい、ということです。


お気に入りを何冊かご紹介。
何から書こうかしら…

まずは、大好きな安房直子さんのご本。

「きつねの窓」

人差し指と親指を染めて三角形にするとそこに映し出されるもの。
色んな出版社から色々な挿絵で出されている物語だけど、私はこの絵(↑)がずっと心に残ってます。


安房直子さんの作品は不思議でノスタルジックな世界観なんだけれど、いつもどこか寂しさが漂っている。そこに惹かれる。


そしてだいだいだい好きな1冊。

「花豆の煮えるまで」

小学生の時に出会ってから何回読み返したのだろうってぐらい読んでる。この大好きな安房さんの世界観に、味戸ケイコさんの絵がとてもぴったりで、まず初めてお目にかかった時この表紙に釘付けになった。

安房直子全集本当に欲しい…でも高い…
でも欲しい…



そしてそしてこちらは、だいすきなイラストレーター、こみねゆらさんが挿絵を描かれている本。


「菜緒のふしぎ物語」

物語もとっても素敵なんだよ。

こみねゆらさんと言い、味戸ケイコさんといい、私はどこか物悲しさがあるイラストが好きみたい。


それからよく読んだ作家さんが、茂市久美子さん。

「ゆうすげ村の小さな旅館」
「ほうきにのれない魔女」
「トチノキ村の雑貨屋さん」

やっぱりこれも表紙に惹かれて選んだもの。
全部だいすきな本。10年ほど前に再読して以来読んでいないからまた図書館で借りてきて読もうかな〜。いや、でも好きな本は買って本棚に並べて、によによと眺めたい派。


今は新しく児童書を手に取ったりはしていない。手に取るなら昔読んだ本。新しく児童書を開拓していこうとは思っていない。だって子供時代に素敵すぎる物語たちに出会っているから。大人になってもなんかいでも読み返したい物語たちに出会えたから。


これからはまたあの時の幸せに浸りたくなった時に、今まで出会ってきた児童書を手に取ろう。


(といいつつ、皆様のオススメがあればぜひ聞かせてくださいね。)

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