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どうすれば自信をもてるの?という息子の問いに

本来の自分を取り戻せばだれでも人生をクリエイトできる
人生クリエイトサポーター香乃まりです。

17歳の息子から「自信がない・・」という相談を受けました。

これを聞いて、以前の私でしたら、一緒に悩んで「どうすれば自信を持てるようになるのだろう」と真剣に考えていたと思います。

「何か聞かれたら、答えを出さなければならない。」と私は考えることがほとんどでした。

実は、私が、そんなふうに考える裏には、

悩むこと=悪いこと

悩みを解消すること=善いこと

という思考が土台にあったから、悩んでいることを解決しなければという思考になっていたのです。

あらゆる出来事、思考にはプラス面とマイナス面の両方が必ずあるのです。

私も離婚や、息子の不登校、自分自身の精神的な不安感を抱えてきましたが、今となってはそのことがあったことで、すべて自分の理想の人生に近づいていくために必要なことだったとわかります。

物事の両方の側面に気づいたとき、むやみに悩むことが激減するのです。

「自分の性格を変えれば、自信を持てる?」

17歳の息子は自分の性格は内向的で、そのせいで自信が持てないという観念を持っていました。

彼の中で内向的な性格は悪、外向的な性格は善だという前提がありました。

彼は、「まずは自分の性格を外向的にしなければならない。」

「外向的な性格になれば、自信が持てるのだ」というふうに考えていました。

彼の理想の”自信を持っている人”は、みんな外向的な性格だから自分も外交的な性格を手に入れなければ、自信を持つことはできないという思い込みにとらわれていました。

一見すると、客観的に分析しているように見えるかもしれません。

けれど、彼は自分自身のことを客観視できていなかったのです。

まず大前提に、善悪という考え方があると、物事を俯瞰してみることは難しくなります。

これは私自身が、善悪思考で生きていた時に、どれだけ頑張っても俯瞰することがとても苦手だったからわかるのです。

自分では俯瞰しているつもりだったのです。

本当に俯瞰することができれば、何かしらの気づきがあるので、どれだけ俯瞰してもなんの気づきも得られない場合、ときにはそれが指標になります。

内向的であることは、実は裏を返せば、人とのコミュニケーションにおいててとても役に立つんです。

「内向的な性格であるということのメリットって何がある?」と、私は彼に質問しました。

すると、彼はじーっと考えて

「一人の時間が楽しく過ごせる」「人と付き合わなくても済む」「好きな趣味の時間が増える」といったことを挙げてくれました。

「ほかにも、大きなメリットがあるよ」と、私は彼に言いました。

なかなか答えが出なかったので、私は言いました。

内向的な性格と一言にいっても、いろんな側面があります。

内向的な性格のおかげで、心の問題に興味を持ったり、自分の話をするよりも、人の話を聞くことが得意だったり。

世の中、自分の話をしたい人が大多数。

そんな中、話を聞いてくれる人はとても重宝がられます。

売れる営業マンは、話を聞くのが上手だといった話も聞きます。

相手の自己重要感を上げることにもつながります。

そうしたときに、内向的な性格は大きなメリットがあるのではないかという話をしました。

彼が、その話を聞いて腑に落ちるか、納得するかは正直わかりません。

私は私の知っている範囲で、彼に話をしただけです。

あとは、彼がいろんな人の話を聞いたり、経験から自分がどんな生き方をするかを決めていけばいいのだと思います。


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