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解放感と喪失感

解放感と喪失感。
2022年の始まった時の私の心情を表すもの。
私は、自分の気持ちを言語化することが苦手だ。
苦手だからこそ、誰かの言葉をお借りする。

解放感と喪失感、相反する気持ちだ。
私はリーダーではなくなった解放感と、いつも側にいて様々なことを共有することがなくなる喪失感で、心がぐちゃぐちゃになった。

はじめはこの気持ちを言葉にすることさえできなかった。

なりたくて、リーダーになったわけではない。
気づいたら、リーダーと周りから認識されていた。
気づいたら、メンバーに担いでもらっていた。
チームを育てている気でいたら、メンバーに育ててもらっていた自分がいた。

自分のことは二の次。チームとメンバーのことを考えて、日々を過ごす。
そんな日々が嫌になる時もあれば、
自分の想像を超える出来事に、リーダーでよかったと思う日もある。

メンバーがこれから走って進む道を下見するために、一人で加速したり、メンバーと伴走するために減速したり、チームの速度にスピードを合わせていた。
今の自分の全速力、個人の実力がどれ程なのか。気にせずにはいられなかった。

最強のチームにするにはどうすればいいのだろうと考える。しかし、常にチームから私が居なくなる日のことを考えながら、行動にうつす。私が居なくなった後でも、変わらずメンバーが活躍していることが、私の目指すところだから。

個人の実力を試す機会が不意に訪れる。掴まずにはいられなかった。今なら、チームを離れてもなんとか大丈夫だ。ずっと日々、私が居なくなっても大丈夫なようにしてきたから。

そうやって、新たな一歩を私は踏み出した、2022年。もうすぐ終わります。

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