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12歳で両親を告訴する世界線。『存在のない子供たち』

12歳で両親を告訴する世界線。『存在のない子供たち』

中東貧困を描いた物語で、とても重い映画。
こころのコンディションが良いときに観ることをおすすめしたい!

両親が出生届を出さなかったことで、誕生日や年齢が不明、自分が何者かわからない状態で生きている、主人公のゼイン。
しっかりと存在しているのに、もしいなくなったったとしても、だれも気にしなければ気づかない。

でも、ゼインは大人以上に必死に生きていて、社会的過ちを犯し、最終的に両親を告訴。

『僕

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