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人間関係を大事にすることの重要性がよくわからない人へ

『THE GOOD LIFE』の読書感想です。

何を学びたかったかとその答え

幸せの定義について、と達成するためのTODOを知りたいと思い読み始めました。

幸せの定義
幸せな人生とは愛や喜びも多いが、苦労も多い。そして、その苦労こそが人を作り、人生となっていく。

達成するためのTODO
◯良い人間関係を築く
◯自己中心性を捨てる
◯コントロール可能/不可能かで捉える
◯人生を俯瞰して捉える
◯”いま、ここ”に集中する
◯共感しようとする姿勢を示す

どんな本か

多くの人間の一生を対象とした研究結果に基づいて、幸せな人生の歩み方が記されている。
特に人間関係に着目し、パートナー、家族、職場における良い人間関係の築き方や育み方に具体的に触れている。

かなり厚い本なのですが、、、
最初から最後までを通して、人生に大事とされていることについて、実際の人間の人生を踏まえた根拠をもとに書かれているので、じっくりゆっくり読んでほしいです。

印象に残ったところ

自分の生きがいとなる相手、一番親しい相手が自分を最も傷つける、というところ
(理由)
実際に、大きな喜びも大きな悲しみもどちらも、最も大事で大切な人との関係性の変化やトラブルからくると思う。
どれだけ生活が充実していたり、仕事や友人関係がうまくいっていても、一番大切な関係性がうまくいっていなかったり、分かり合えていない感じがあると、寂しいようなネガティブな感情を抱いてしまうことはよくあると感じた。

学んだこと

今ある問題から目を背けると一時的には逃げられるが、後で大きな問題となってしまう。
(理由)
自身の問題への対処方法を振り返ると、回避癖が存在している。
やるべきことを先延ばしにしてしまったり、相手と対話する機会を遠ざけてしまったり、、、
小さいときは時間が解決してくれたことも多くあったが、大人になり社会人となるとそうはいかない場面が多い。
そんな中でこの”問題から目を背けない”を意識して生きていきたいと思う。

感想

まず、多くの人の人生とともに歩んでいくという研究方法に驚いた。たくさんの時間やお金、そして人間が協力してくれているんだと思う。
この研究が長く続いていること自体が、”人間関係”を重視する大事さを伝えてくれていると感じた。
私は人間関係リセット癖があるが、この本を読んで今ある人間関係を大切にしていきたいと感じた。

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