ぴかぴかの一年生|愛しい北海道ANIMALS
北海道にも春の気配を感じるころとなりました。ぴかぴかの一年生が大きなランドセルを背負って学校に行く姿をみる季節。動物たちの世界でも、そのとし生まれのぴかぴかの一年生が今、育っているところかもしれません。
今回ご紹介する小さな子たちは『愛しい北のANIMALS 優しい時間』にも登場します。紹介しきれない可愛い赤ちゃんや、ほのぼのとした親子も本では、まだまだ出てきますよ。
親にとっては人間も動物も大切な子どもたち。観察させてもらっている私はその愛らしい姿にとても癒されていました。この愛しい子たち、その子たちを懸命に育てている親たちにとって、本当に大変な時期でしょう。その大切な命が誕生するときには、それを狙う動物たちも子育てをしている時期でもあるんです。今回登場する中にはどちらの側もいますが、それぞれ生きるために一生懸命。
ここにも登場するマガモのヒナ。この子の親も母親一年生?というのも、ヒナの数は気づいた時には2羽だけの小さな家族でした。よく目にする家族は10羽位ですので、とても少なく感じましたが、いつも一緒に行動し大切に育てているようです。
そんなある日、いつもは一緒の親子なのに小さなヒナだけを残して飛び去ってしまったんです。私に子守を任せて行ったの? まさかね~? ですが、なかなか戻ってこないので帰るに帰れず暫く子守を引き受けることになりました。そろそろ帰りたいなと思っていた時、戻って来ました! それもオスを引き連れて。お父さん、あなたも面倒みてねって感じ? と思っていたら、メスはオスを凄い勢いで攻撃し始め、たまらず逃げま~すって感じでオスはいなくなってしまいました。その後は、何事もなかったようにメスはヒナと泳いでいました。あれは一体、何だったんでしょうね?
そんな様子に出会えるかもしれない春。花も景色も動物との出会いも、長い冬を終える北海道のぴかぴかの春はもうすぐそこです。
文・写真=結び
=====================
全68種のかわいくて素敵な動物が勢ぞろい
北海道の野生動物をとらえた写真集
=====================
▼ご注文はこちらから
↓ ↓ ↓
◇◆◇ Instagram ◇◆◇
◇◆◇ YouTube ◇◆◇
▼この連載のバックナンバーを見る
この記事が参加している募集
よろしければサポートをお願いします。今後のコンテンツ作りに使わせていただきます。