コワーキングスペースから生まれる新たな可能性~Honmono×co-ba ebisuのタッグで起こった"共創の掛け算"
こんにちは。Honmono協会でプロジェクトの企画や進行を担当している大竹一平と申します。この4月からHonmonoは拠点としているco-ba ebisuの「グローサー」という役割を担っており、そのHonmono側の担当もやっています。今回はグローサーをはじめ、Honmonoとco-ba ebisuで起きつつある楽しい化学反応についてご紹介します。
Honmonoは、個人で起業したり、法人は持たずにフリーで活動していたり、学生だったり、いろいろな立場で参加している人たちの集まりです。
メンバー各自で活動の場所や拠点を持っているケースが多いのですが、加えて日常的にHonmonoとして集まれる場所もあります。
今年の4月から拠点にしているのは、恵比寿にあるコワーキングスペース「co-ba ebisu」。コワーキングとしては広いスペースを活かして、月に一度のミートアップでオンラインに加えてオフライン参加を希望するメンバーが集まったり、メンバーが仕事をするために使ったりと、様々な形で活用させてもらっています。
ユーザー同士をつなげる、グローサー
このco-ba ebisu、実はHonmonoは一般のユーザーとはちょっと違う形で契約を結んでいます。
グローサー、です。
と、突然言われても分かりにくいかもしれません。
グローサーは、co-ba ebisuが設定しているシステムで、「co-ba ebisuとco-ba ebisuユーザーを結ぶ役割」を担います。
co-ba ebisuは都内にある「co-ba」というコワーキングスペースの中でもオープンしたのが新しいので、利用者は長くてもここ1年半程度の間に集まってきた企業や個人がほとんどです。
そのため、メンバー同士、「横のつながり」はまだ少し弱いところがあります。
「メンバー同士のつながりを増やしていったら、コワーキングスペースとしてもっと価値のある場所になるんじゃないか?」
co-ba ebisuとしてそんな想いから始まったのが、グローサー制度です。
今、co-ba ebisuのグローサーは、Honmonoだけではなく、「まちのあらゆる場所を教室に、多様な授業を」という想いを軸に様々な活動を展開しているNPO法人のシブヤ大学から深澤まどかさん、コミュニティマネージャーとして活躍している松村・ザック・遥くんの3人が中心となって担当しています。
GM・グローサーミーティング中
膨れ上がる“共創マグマ”
そして実は、このグローサーという役割、Honmonoにとってもとても大きなチャンスです。
co-ba ebisuには多くのHonmonoメンバーと同様に、一人で起業した経営者から、社員が数人いる企業まで様々な立場のメンバーが集まり、日々それぞれの仕事をしています。
またco-ba ebisuはコミュニティマネージャーである吉田めぐみさんをはじめ、個性的な人たちがユニークかつ積極的な方針でコワーキングスペースを運営しています。
さらに、一緒にグローサーをやっているシブヤ大学やザックくんは、Honmonoとはまた違ったコミュニティをつくる能力と経験があります。
そう、ここにはHonmonoと同じか、似たような志向性を持った人たちが集まっていて、それぞれがまだつながりきっていない分、共創の可能性がたーくさん詰まっています。
“共創爆発前夜” と言ってもいいかもしれません!
(キョーソーバクハツって、すごい響きですね)
Honmonoは設立からちょうど丸2年を迎えましたが、これまでは外部と連携しつつも、共創の輪という意味では、どちらかというとHonmono内部から文化を温め、広げてきたような経緯があります。
でも、co-ba ebisuのグローサーとなったことで、今は組織と組織が互いの能力を持ち合いながら共創の輪を広げていくチャンスです。
共創の足し算ではなく、共創のかけ算が始まっています。
実際にHonmonoが仕掛けたイベント
実際、4月にはHonmonoメンバーの諸我和美さんが、co-ba ebisuでミニ・フラワーアレンジメントライブを開き、集まってくれた方々に普段と違った花の見方、感じ方を知ってもらう機会をつくることができました。
日々の仕事の合間にちょっと違う空気が流れるだけで、脳や心はきっといつもと違った景色を捉えるはずです。
その場に居合わせた人たちの間に五感で直感する共感が沸き、
普段とは違う新鮮なコミュニケーションが生まれ、
お互いの新たな一面を知ることでチーム力が高まり、
集まった人それぞれのクリエイティビティを刺激する。
そんな場を、ちょっとだけつくることができました。
これからもグローサーとしての挑戦は続く!
Honmonoのグローサーとしての活動は、着々と進んでいます。
6月には、co-ba ebisuとそのメンバー、グローサー仲間と一緒に、交流とコミュニケーションを生む機会をつくる予定です。
グローサーとして、1つ1つの取り組みをco-ba ebisuとメンバーへの価値につなげていく。
その結果、Honmonoとそのメンバーも成長していく。
これまでにHonmonoがやってきたことを、どういった形でコミュニティや社会に広げていけるのか。
もちろん、この輪に加わってもらえるなら大歓迎です。これからのHonmonoとco-ba ebisuに注目してください。
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