【書評】0秒で動け —「わかってはいるけど動けない」人のための自分を瞬時に動かす最強の方法/伊藤羊一
決断力がなくてすぐ行動に移せない。
チームメンバーに動いてもらえない。
そんな悩みを抱えている日本人は多いように思います。
かく言うぼくも、意識しておかないとなかなか一歩が踏み出せないタイプの人間です。
しかし、本書では【行動力はスキルで解決できる】と伝えています。
そのための方法論も、読んですぐ使えるよう具体的に書かれているので、自分の自信のない人にぜひ読んで実践してみてください。
応用すれば人を動かすこともできるようになる方法ですので、非常に参考になると思います!
\こんな人におすすめ/
✔︎ わかっていても行動に移せない
✔︎ 失敗が怖くて挑戦に踏み出せない
✔︎ 自分に軸がなく直感を信じられない
印象に残った文章紹介します(0秒で動け)
「行動力は才能じゃない」
「直感+行動=迷いがなくなる」
「動くためには、やる気も勇気も必要ですが、スキルも必要です」
「正しい、間違っている、ではありません。仮説を立てる、結論を出す、意見を言う、ということをしてみるのが大事なのです」
「直感を鍛えるためには、体験・志・妄想・好奇心、の4つが大事です」
「量が質を生むのです」
「動き出したら反省しない。2歩目、3歩目になったら、フィードバックをもらう」
「対立は、考え方の違いではなくて、単に立場の違いである」
「最終的には、“志” や “軸” が瞬間的に自信を持って動くための原動力になります」
「過去(経験)、現在(価値観/軸)、未来(志)を常に意識し、自分の思いを鍛えていきましょう」
【すぐ行動するために大事なこと】
① 自分なりの結論をすぐに着想すること
② 仮説を組み立てること
③ 自信を持って踏み出すこと
【行動力の3段階ピラミッド】
⒈ Action:行動そのもの
⒉ Skill:コミュニケーション, プレゼン, 思考スキル
⒊ Mind:志, 情熱, 動くための力の源泉
☞ 行動すればするほど経験値やスキルが貯まって行動しやすくなる
【人を動かすための4ステップ】
❶ 想いが伝わるようにストーリーを話す
❷ ロジックが理解されるよう、結論と根拠のピラミッドを話す
❸ 対立点と共通項を見つける
❹ クロージングする
0秒で動け【書籍情報】
書名:0秒で動け — 「わかってはいるけど動けない」人のための自分を瞬時に動かす最強の方法
著者:伊藤羊一
発売:2019年8月22日
頁数:240ページ
おすすめ度:★★★☆☆
【目次】
はじめに
第1章 結論を出せ!
第2章 一歩踏み出す
第3章 人を動かす
第4章 「軸」を持て
あとがき
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